今週の展望。 | FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

週末のG20における共同声明では、一部の国の通貨切り下げ

競争を回避することや為替相場の過度な変動や無秩序な

動きを監視することが盛り込まれた。

ここで従来の「悪影響を及ぼす」や「好ましくない」から「監視する」

という表現になり、見方によっては協調介入の選択肢も出てきたと

いえようが、なかなかそうもいくまい。それにもまして物議をかもし

出したのが、米国と議長国の韓国が共同提案した経常収支に

関する事項だ。

G7の共同声明には数値目標は盛り込まれず、「各国の経常収支の

不均衡を解消し、持続解消な水準を維持する。」との文言に留まったが、

特に先進国が憂慮している人民元安への実効性に乏しく、

米国も中間選挙を前に世論の矛先を中国同様、外に仕向けようとする

思惑も見え隠れする。

G20に対する市場の評価は一定でなく、神経質な展開となるだろう。

米ドル円のチャートを見ると、一部のテクニカル分析には底打ちの

兆しはあるが、そのサインは強いものではなく、15年ぶりの79.75円を

意識した展開が今週も継続しそうだ。