26日欧米時間の外国為替市場において、米ドル円・クロス円
各通貨は方向感の乏しい展開となった。
週明けにかけて予定される白川日銀総裁・野田財相らの
海外出張を受け、本邦当局による円高対応に対する不透明感が
強まっており、ポジションを動かしにくい状況が続いている。
米ドル円は84円台半ばを中心に上下40銭程の狭いレンジ内での
推移で、予想以上の改善を示した新規失業保険申請件数
(予想:49.0万件、結果:47.3万件)に対する反応も限定的であった。
15年来の83円台を示現した24日以来、徐々に下値が切り上がっており、
回復基調を強めているようにも見えるが、心理的な節目となる85.00円を
確りと回復しないうちは下落リスクが遠のいたと見るには早計だろう。
目先は白川日銀総裁・野田財相と米・欧・中の通貨当局者の
会談内容、そして前述した85.00円付近の水準における攻防に注目
していきたい。