6日の欧米外国為替市場は、米ドル売り優勢の展開となった。
注目されていた21:30発表の7月米雇用統計において、
失業率(結果:9.5% 予想:9.6%)は市場予想よりも若干良い
結果となったが、非農業部門者数(結果:-13.1万人 予想:-6.5万人)は
市場予想の2倍以上に膨らんだ指標結果を受け、円買い・ドル売りに傾いた。
NYダウも下げとなり、市場はリスク回避の流れを強め、米ドルは
ユーロに対し1.3333ドルまで売り込まれ、円に対しても85円台を
割り込む寸前の85.02円となり、年初来安値を更新する展開となった。
この流れは各クロス円通貨にも波及し、特にオセアニア通貨の
豪ドル円は77.84円、NZドル円では62円まで値を下げ、
本日の安値を更新した。しかし、NYダウが下げ幅を縮小させると、
各通貨とも買い戻される動きとなった。依然として米景気後退懸念は
払拭されず、FOMCによる追加的な量的緩和策実施観測が高いと言え、
米ドル売り圧力が根強いものと考えられ、昨年安値84.78円を割れる
展開も予想されるので、注意しておきたい。