カナダG20が閉幕した。声明内容には、2013年までに財政赤字を半減する
という目標が掲げられた。また、持続的成長のための景気刺激を継続との文言も。
欧州と米国の主張を盛り込んだバランスのとれた内容と言える。
米国は週末に金融規制強化法案の一本化作業を終えたが、当初、銀行に対して
ヘッジファンドへの融資を禁止するといった抜本的な案は影を潜め、その内容は
かなり薄まっており骨抜きにされた感がある。
今週のメインイベントは金曜日の米雇用統計だが、それ以前、火曜日には
消費者信頼感指数、木曜日にはISM製造業景況指数が発表される。
日本では木曜日に日銀短観が発表されるが、足元の景気回復を示す
比較的良好な結果が予想され、日本景気の下振れやデフレは相場の材料には
なりにくそうだ。
米ドル円はサポートラインが点在する88円台を終値ベースで維持できるかが
焦点となろう。もし終値ベースで前期の水準を明確に切ってきた場合、
昨年11月末に記録した84.78円まで目立った節目がないので注意が必要だ。