22日の欧米市場では円買いが優勢の展開、23時に発表された
5月中古住宅販売は(予想:620万件 結果:566件)となり
米景気の回復期待が懐疑的になったこと等からNYダウは
148ドル安となり、リスク回避の動きが鮮明となった。
また原油価格の下落も重なり豪ドル円、加ドル円の資源国通貨にも
円高圧力が高まった。そのような中、一人気を吐いたのが英ポンド。
昨晩発表された緊急予算案を受けて財政再建への道筋が示されたと
市場は好意的に受け止め、更には格付け会社フィッチがこの英予算案に
関しコメントを発表。
「英予算案は力強い意思表明」と評価したことで英国債の格下げ懸念が
急速に弱まり、英ポンドは対主要通貨で強含んだ。ギリシア危機以来一ヵ月半、
漸く各国固有のファンダメンタルズに目が向けられるようになってきた印象だ。
米ドル円が6月の終値ベースでの安値を更新しており、再び80円台に
入るのかどうか注目したい。