今週も外為相場は、波乱含みの様相を呈しそうだ。
各国第1四半期GDP(独:25日、英国・南ア:26日、米国:27日)や
4月米PCEデフレータ(26 日)等の重要指標が相次ぐ上に、
政治的なイベントも盛りだくさんであるためだ。
まず、24~25日の米中戦略経済対話では人民元切り上げに対する
話題が相場を動かす可能性がある。また、中国からの帰途には
米ガイトナー財相が英・独財相やトリシェECB総裁との会談を予定
(26・27日)しており、こちらで欧州諸国の財務問題の動向に動きがあれば、
ユーロを中心に大きく動意付くことが予想される。
加えて、各国中銀(ECB・スイス・豪)からの介入警戒感も
日増しに高まっており、こちらに絡む思惑からの売買も活発になりそうだ。
テクニカル的には、米ドル円・クロス円通貨ともそれぞれの5月の安値と、
4月高値から5月安値の38.2%戻しの水準(米ドル円:90.56円、ユーロ円:116.48円、
豪ドル円:78.27円等)とが上下の節目として意識されることが考えられるだろう。