1日の欧米市場では円売りが加速した。マーケットの注目を集めていた
3月米ISM製造業景況指数(予想:57.0 結果:59.6)が2004年6月以来の
好結果を記録。
米ドル円は、一時94.05円まで高値を更新するなど堅調な推移となった。
このポジティブサプライズをきっかけに、NYダウが上昇するなどリスク選好の
動きが強まり、円相場ではクロス円各通貨も資源国通貨を中心に上伸した。
豪ドル円は年初来高値だった86.22円を突破し、86.56円まで急伸。
また、NY原油価格の上昇などがサポート要因となった加ドル円も、
年初来高値を93.27円まで伸ばすなど強さを見せた。
市場では、世界的な経済指標の改善傾向を受けて楽観ムードが強まりつつあり、
リスクテイクに積極的な動きが広まり始めている。
ただ、好調だった米ISM製造業景況指数の構成項目である雇用指数は、
前回より悪化しており、2日の米雇用統計にやや不安を残す形に。
明日からのースター休暇で欧米の主要市場が休場となることから、
米雇用統計の発表後は相場が荒れるとの見方もあり、警戒感が強まっている。