2日欧米時間の為替相場は、全般的に方向感を欠く展開。
欧州タイムは、ポルトガル中銀総裁の景気に対する弱気発言などから、
ユーロが売り込まれる場面があったものの、欧州株価がエネルギー
関連を中心に堅調に推移したことなどが下支え要因となり、
一方的な動きにはならなかった。
米国時間は、今週の好調な米経済指標を背景にリスクを選好する
動きが優勢となり、NYダウや資源価格が上昇。
警戒されていたボルカー米経済再生諮問会議議長の議会証言も、
予想の範囲内の内容となるなど、イベントを無難にこなしたことも
好感された。
ただ、5日の米雇用統計に対する警戒感があることや、5日~6日に
カナダで開催が予定されてG7において、為替が議題となるのは
確実であるとフレアティー加財務相が明言していることが意識されたため、
為替相場の反応は限定的となった。
米ドル円とクロス円各通貨ともに、上値の重い推移が継続しており、
下値リスクを意識した展開が続きそうだ。