24日の欧米外国為替市場は、米ドル円が一時88.35円まで値を削るなど、
米ドルの地合いの弱さが際立った。
この日発表された11月リッチモンド連銀製造業指数が予想(8)を大きく
下回る1となった事に加え、FOMC議事録において出口戦略が検討されて
いない事が明らかとなり、改めて米低金利政策の長期化が嫌気されたようだ。
但し、原油高とドル安がインフレを加速される可能性があるとの指摘もされており、
完全なドル安容認とまでは言い難い内容。国内消費や住宅市況が予想以上に
改善すれば、比較的早期に利上げが検討される可能性もあり、注意したい。
一方のランド円は、本日のプラス圏を回復している。
欧州時間に発表された第3四半期GDPが、前期比+0.9%と市場予想
(同+0.5)を上回り、リセッションから脱却したことが好感された。
テクニカル的にも上値を抑えていた5日線を上抜けており、一段の上昇余地が
生まれそうだ。