記録的大雨から1週間が過ぎました。

私の居住地域は、降り始めが14日(金)の深夜・日付が変わる少し前からでしたので、大雨を認識したのはちょうど1週間前の15日(土)からです。

小さな川や用水路の水位が異様に上がって気味悪く思いました。そこから始まり、NHK総合テレビでニュースが増え出したようですが、アンテナが調子悪かったのか肝心の局が映らなくてイライラ苦笑!

ようやくテレビが映るようになったら、中心都市やその近隣・県の北部まで広範囲にわたる大雨被害の映像に心底ショックを受けました。これほどの雨被害は今まで見たことが無く、生まれて初めてではないかと思います。同じようなことを身内や友人知人・職場関係者も話していました。

週明け、職場を往復する際に通勤路横の河川を見たら、茶色の泥水が大量に上流から市街地までずーっと流れ、水面に霞が立っていて恐怖を覚えました。

 

幸い私の周辺や関連する場所は今回何ともありませんでしたが、新たな発見や教訓を得た思いです。

まず、人口の少ない地方の市街地でも「都市型の水害」が起きるということ。大半の人は予想していなかったでしょう。改めて、経験だけで物事は測れないですね。「今まで起きなかったから」は、何の根拠にもならない。

また、残念ながら亡くなってしまった人。車で外出して氾濫した場所に入ってしまったのだとか。端から見ると信じられない話ですが、「おそらく大丈夫」という都合良い思い込み(正常性バイアス)だったのではなかったか。このようなことにならないよう、生きている私達が教訓にさせてもらおう、と一層強く思っています。