いよいよ年の瀬を迎え、ベートーヴェンの「第九交響曲」がテレビやラジオから聞こえてくる時期となりました!

 

私は数年前までアマチュアの合奏団に入っていたことがあり、ベートーヴェンとはご縁あって、交響曲9曲のうち1~8番まで演奏しました。第9番だけはさすがに出来ず、しかし合奏してみたいとも思いません笑!

まず、曲が長過ぎ(おそらく私は体力が持たない)。次に、演奏自体が大がかり。合唱団と歌のソリスト4人が入って、フルオーケストラ。人を集めるだけでも大変です。そして、財政面が難しい。第9番ひとつ演奏するだけで100万単位の費用がかかるらしいです。すごいですよね!

さて、その第9番の合唱。一昔以上前からほとんど原語のドイツ語で歌われていますが、もちろん日本語の歌詞もあります。

しかし!! 非常に難しい文語体(昔の言葉)で、ただ聴いているだけでは何を歌っているのか、ほとんど分からないはず。字幕を出すか、パンフレット等に日本語の詞を載せる等しなければ、聴き取るのは至難です。

しかも、よくよく読んで日本語の歌詞のほうが、難しいんじゃね!?、と率直に思ってしまった。古い言葉とはいえ日本語ですから、「何だか意味よく分からない」ようには歌えないでしょうし・・・だから「いずれ聴いていても分からないので、それなら元々の言葉で歌おう」ということになり、今に至っている!? 単なる邪推です笑。

 

いつか合奏を再開する機会があったら・・久しく手付かず状態になっている楽器も、ため息をついているようです。