現在の様に、年末になると何処でも「第九」をやっている、という現象が始まる前から好きでよく聞いていた。この曲の厳粛で神聖な響きと、日本のクリスマス的な物が心象に作用して、この様な風潮が生まれたのかな?
グラモフォンの、カラヤン指揮ベルリン・フィルのレコードを数多く聞いて育った人間は、他の演奏を聞いて不満が残ると、ついつい「カラヤンとベルリン・フィルだったら、どんな演奏を聞かせてくれるんだろう?」と思ってしまう。

同じバロック音楽だけど、バッハとは対照的だ。バッハの音楽は観念的で禁欲的だが、ヴィヴァルディの「四季」には感情がほとばしり、そこから色んな風景が見えてくる。