もし自由に勤務地を選べるなら
私は独り静かに月の裏側を希望する
■月に囚われた男
燃料資源を使い果たした近未来。
3年契約のもと月の裏側にある採掘基地に派遣された男サム・ベル。
採掘された燃料資源ヘリウム3を月から地球に送る仕事をこなしていた。
唯一の話し相手であり、仕事の相棒はロボットのガーディーのみ。
愛する家族との再会を待ちわびながら孤独な生活に耐えていた。
契約満了まで残り僅かとなったある日、男は作業中に事故を起こしてしまう。基地内の診療室で目覚め安堵したのも束の間、そこにはもう一人の自分がいた。
登場人物が少ないミニシアター系の映画っぽい仕上がり。
なんとなく…深夜1時くらいから観るのがお薦めww

つい先日、「会議の場におけるファシリテーション技術」という題目の外部研修があった。数名のグループに分かれて進行役を決め、グループディスカッションを行うものの中に、「月で遭難したら」なんて面白い議題があった。
現在の会社に勤めてもう半年になる。
月日が経つのは早いものだなんて、在り来たりな台詞があるけれど…別に一日が早送り>>になった訳でもなんでもなく、時間は絶え間なく流れ続けている。
そして、時間は誰しもに平等である
残酷なほどに…残刻なほどに…

もし仮に巻き戻し<<機能があって、過去に戻れるとしたら。
タイムマシンは誰もが憧れるが、そんなものが存在して好き放題される世の中になったら大変な事になってしまう。戻れるとしても制限時間を設けるべきだろう。8分位が丁度いいのではないだろうか。
■ミッション・8・ミニッツ
列車の座席で目が冷めると見知らぬ女性が話しかけてくる。
コルターは、アフガニスタンで戦闘ヘリを操縦していたはずだった。
次の瞬間、列車は爆発し炎に飲み込まれる。
コルターが二度目に意識を取り戻したのは薄暗い密室だった。
”包囲された城”と呼称される研究施設
開発中の極秘実験「ソースコード」
そして、何度も繰り返される8分間の極秘ミッション。
混乱に連れて行かれる事で不条理を忘れてしまう。
なんとも独創的なシュチュエーションスリラーだった。
さらに仮想現実や平行世界といったSF的世界観も内包している映画。

P.S. 邦題を考えた配給会社の方へ
監督のダンカン・ジョーンズは、あのデビット・ボウイの息子。初の監督作品となった映画の原題はいたってシンプルで「moon」なのだが、邦題は「月に囚われた男」
父の作品「世界を売った男」「地球に落ちてきた男」を彷彿とさせるタイトルかつ映画の内容を最も的確にあらわすネーミングセンス。映画を観終わった後、まさに一番適しているタイトルと唸った私である。
そういう仕事に就きたかった広報担当より