「橋のある風景」を描きます
目的は橋より後ろの木々の描き方になります
木々を線で描く、線の入れ方、
どのような線をどこに入れるのか
 
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水路にかかる石橋、
木の種類は7.8種類かと思います。
真ん中は日本のカラマツに似て見えます。
橋のたもとの塀にからまるのはツタ
一番右の木の葉は大きそうです
水の流れはほとんどなく、濁っています
 
    1.鉛筆での位置決め
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絵の大きさは18㎝×13㎝
用紙は上質紙
ペンはミリペンの0.1㎜
 
    2.鉛筆
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---木の茂みの種類を三通りに変えます---
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         ア、丸い葉の茂み
               イ、尖った、又は小さい葉の茂み
                     ウ、針葉樹など針のような葉
 
    3.ペン入れ
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---木の陰に入れる線---
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影の線が入る場所
左から一番手前の木・二番目・三番目・一番奥の木
木の先端が一番明るく、先端と重なる次の木が暗くなります。
その繰り返しです
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a         +         b        →         ab
影の線は二重に入れます クロスハッチング
aとbとは線の角度を変えてください
二重に入れる理由は
絵3.のペン入れの段階では暗がりの線を均等に一度だけ入れています。
これでは平面的です。
二重に入れることで、濃淡がつき立体感が出てきます
橋の手すりは写真では白く明るいので周りを暗くして手すりは白抜きにしなければなりませんが、ここでは黒で置き換えています。
手すりのバックの線の密度からすると、白抜きしたら手すりが分からなくなります。
 
    4.仕上がり
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下の写真、一番左の木が手前で右に行くに従い遠くになります。
水路を隔てて右岸の木々は一番右が手前となります。
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次回も同じ写真です
同じ絵を描きますが、描き込み方で絵が変わることを知ってほしいのです
 
 
また(修正が入ると思います)悪しからず