先週木曜日の朝、主人が心臓発作を起こしました。
ちょうど私と息子が学校に着いたころに起きたらしく、遠のきそうな意識の中、救急車呼んで、大学病院に搬送され、すぐさま手術。
手術といっても、開胸手術ではなく、カテーテル通して、血栓取って、ステント入れて・・・といった手術で、私が病院についた時は、色んな管に繋がれていたとはいえ、意識もはっきりしていました。息は絶え絶えで、酸素吸入してましたけどね。
ちなみに、ステントとはメッシュの筒状のもの。
さて、担当医の先生の話では、「冠状動脈疾患」とのことでした。
先生から、何年も前に右冠動脈に血栓ができていた事、今回は左回旋枝にも血栓ができたいた事、今回どんな処置をしたのかを説明されました。
驚いたというか、「あぁ、やっぱりここの医者は信用できない」と思ったのが、2~3年前に主人が左腕や肘の痛みを訴えて、かかりつけ医で診てもらったんですが、軟膏貰っただけでした。
主人も言ってましたが、あれがサインだったんだろうと。
私も何となく、そう思ってはいたんですが、医者でもない私が大騒ぎすんのもなぁ、と思い、「しばらく様子見て、またGPで診てもらったほうがいい」と言うに留めていたんです。
で、今回に至ってしまったという・・・。
入院初日の主人は痛々しくて、こちらも居たたまれなくなりましたが、日が経つにつれ、元気になっていきました。
血栓が取り除かれたことが一番大きいわけですが、もう一つはタバコの影響が大だったというか、タバコが元凶だったことが、入院中にやっと理解できたようでして・・・。
タバコのせいで末端にまで血液が十分に行きわたっていなかったので、いつも足が冷たい、寒いと言ってたんです。それから、膝の痛みも酷かったんですが、タバコが吸えない数日間で随分痛みが和らいだそうです。
それと、ビールの飲みすぎ、肥満も影響しているので、ビールを控える事と、ダイエットするように指導されたとか。
今までの不摂生がたたって、心筋梗塞が起きたので、自業自得なんですが、下手すりゃぁ私と息子を置いてあの世にいくところだったわけで・・・。
ただね、主人の悪いところは、こんだけ大変な目にあったのに、3日火曜日に退院して、その足で行きつけのパブに行きやがりました。
って、馬鹿たれがぁぁぁ!何ばしよっとやぁ!
飲むな!そして周りも勧めるなぁぁぁ!
何があったかパブのおやっさんも、飲み友達も皆知ってるくせに!
私を未亡人にする気かぁ!息子から父親を奪う気かぁ!
流石に、電話口でブチ切れました。
油断も隙もありません。
次は私がプッツンするかもしれません。
3月、グッド・フライデーに我が家のワンコ、フラッフィーがグレイハウンドに襲われ、4月には郷里熊本が2回もデカい地震にみまわれ、今度は主人が心臓発作・・・。
今年も厄年?とちょっと精神的に打ちのめされました。
でも、天に見放されてはいないようで、フラッフィーは喉元噛まれたものの、幸い静脈から少し外れていたし、感染症も発症せず、何よりそのグレイハウンドのすぐ傍にいた息子に害がなかったのでラッキーでした。
熊本地震で、両親は無事だったものの、地元宇城市では全壊した住宅が200軒ほどあるそうなので、もしかしたら、実家自宅も・・・なんて覚悟はしていましたが、実家は瓦が随分落ちて、ビニールシートが被さってるけど、今後も住めると。ただし、まだ余震が続いているので油断はできませんがね。
そして、主人。血栓が詰まった箇所、救急へのタイミング、救急救命士の手際の良さ、ある意味幸運が重なって、この世に留まることができました。実は、息子が生後3か月ごろに、脳卒中になったんですが、言語障害、麻痺など残らず、今に至っています。
まぁ、“不幸のどん底”まで突き落とされたわけではないので、「私って運がいい」と気持ちを切り替えていこうと思います。
ただ、こうも色々と続くと、さすがに疲れますね。