今日は梅雨の合間の夏空です。
暑いけど、さわやかな一日。たくさんの人が良い日を過ごしていればいいなあ。
さて、今日のトピックは「戦後教育の意図」です。
昨晩は久しぶりに稲垣説子先生をお招きして、講演会を開催しました。
タイトルは「21世紀のリーダーのための日本の歴史と日本文化」です。
昨年末、上京の折に伺った講演テーマだったのですが、内容はアップデートされ、
冒頭から驚くようなお話しが展開されました。
稲垣先生は3.11以降、原発推進派だった大前研一氏がどのような言動をするのか
関心を持って調べておられたそうです。
その中でとんでもないエピソードに出会したと、次のお話しをして下さいました。
学生運動が盛んだった1960年代、時の首相は妖怪と云われた岸信介。
どんな経緯か詳細は分かりませんが、若き日の大前研一氏は岸首相と面会し、
「日本は学生運動によって変化すると思われますか?」
という趣旨の質問をしたそうです。すると岸首相は
「日本は戦後、愚民化教育を施しているから、その心配はない。」
と答えたそうです。
その愚民化教育の手法とは、「偏差値の導入」です。
それ以前の日本では、進学にあたり、どんなに前年までの成績が芳しくなくとも、
本人が一念発起して「意地でも◯◯大学に入る!」と一年間頑張り、奇跡のように
志望校に合格するというケースが相当数あったそうです。
ところが偏差値を導入したことで、どんなことが起こったのか。
どんなに本人にやる気があろうと、偏差値が届かなければ、志望校に受験する機会もなかなか得ることが出来ない。
つまり、意欲や挑戦という気持ちが削がれてしまい、「無理!」という思考停止
による虚無感だけが人生に残される、というわけです。
こうして若者は社会に出るまえに牙を抜かれ、腑抜けになってしまう。
しかし支配階層からすれば、ちょっとした美味しい話(例えば子ども手当)のように
努力せず、目先の得が得られる、という話には敏感な人間がどんどん増えるのです。
こんなにコントロールしやすい国民ばかりの国は世界中どこを探しても存在しません。
その中でエリートとして育ってきた第一世代が、鳩山由紀夫であり菅直人という訳です。
まだまだ驚くようなお話しは続きますが、それは次回に譲ります。