節分は旧暦の大晦日でもありますね。
ですから、1月を準備期間とすれば、明日から本当のスタート!という考え方も出来ます。
新月のお願いを10個書いて、新しい年を心機一転で迎えるのも良いのではないでしょうか。
さて、今日のトピックは「価値観の変容」です。
今、世界で最も注目されている人のひとり。マーク・ザッカーバーグ氏。

チュニジアの革命や、エジプトの反政府デモに影響を与えたと言われる「facebook」の創業者です。
彼はまだ26歳ですが、昨年は米雑誌フォーブスが「世界で最も若い10人の億万長者」の第1位に
ランキングしました。推定総資産額は今や約69億ドル=約5600億円(!)だそうです。
もっと驚くことに、彼はその資産の大半を慈善団体に寄付することにしたそうです。
彼の価値観をより具体的に知る、エピソードがあります。
2005年のこと、MTVの親会社であるバイアコムの社長のマイケル・ウルフがfacebookの買収を企て、
あの手この手でザッカーバーグと親しくなり、そして当時ザッカーバーグが住んでいたアパートに
立ち寄ることがありました。
そのアパートはいかにもごく普通の若い男性の住まいといった感じで、乱雑極まりない部屋で、
寝るところといえば、床にただマットレスがむき出しで置いてあるだけで、本が積み上げられ、
あるものといえば竹製のマットとランプくらいで、飾り気のない質素なものだったそうです。
その部屋を見た後に、ウルフはザッカーバーグにこう持ち掛けました。
「君の会社を僕らに売ったらどうだ。そうすれば、君はお金持ちになれる」
ウルフの誘惑に対するザッカーバーグの返答はこうでした。
「今さっき、僕の部屋を見たでしょう。見ての通り、僕はお金はいらないんです。それより、
これ(フェイスブック)に勝るアイデアは、この先二度と思いつかないと思うから…」
ちなみにその買収金額は15億ドル(約1200億円)だったと云われています。
この会話と決断に、ザッカーバーグの価値観を見ることが出来ます。
最近は日本の若者も同様ですが、金銭以外のものに明確な価値観を見出す人が増えているようです。
通俗的ではなく、その人それぞれの価値観を持つこと。
それが時代に求められていることを、多くの人が感じ取っているのかも知れません。