「変化は一瞬に訪れる」
大師匠から何度も聴かされた言葉です。
この夏は紛れもなく酷暑であり、つい最近の天気予報では、訳知り顔の気象予報士が
「今年は秋がほとんど無く、すぐ冬、ということになりそうです」
と言っていたのを、わたくしは見逃しませんでした。
しかし実際は、ひと雨ごとに秋らしい空と風が訪れ、自然は忘れることなく、
きちんと秋の粧を纏っているようです。
そしてやはり「変化は一瞬に訪れ」ました。
わたくしたちに常に求められるのは、「臨機応変」。
みなさんも体調管理にはぜひお気をつけ下さい。
さて、今日のトピックは「山下達郎に学ぶ」です。
先日、地元の県民会館大ホールで山下達郎さんのコンサートツアーが行われ、
7年半ぶりに参加してきました。
達郎さんは今年でデビュー35周年とのこと。もう57歳だそうです。
しかし以前と変わらぬ若々しさを保ち、声にも衰えを感じません。
観客はといえば、わたくしを含めて、みなさんしっかりと年齢相応の佇まい。
達郎さんも「お客さまの中心は4~50代」と言って居られました。
結果的には3時間を超える熱演。
驚くのは、その間、一度もステージから達郎さんが消えることがないのです。
楽曲途中のMCで、達郎さんはこんなお話しをされました。
「この曲は99の岡村隆史さんとのお仕事によって生まれました。
そして今、友人の桑田佳祐くんが病気と戦っています。
20代でデビューし、ライブをやっていた頃、30歳過ぎたら、もうこんな
調子では出来ないと思っていました。
しかし有り難いことに、どの街にコンサートに行っても満員。
皆さんが待っていて下さる。想像も出来ませんでした。
でも彼らのように私だって、明日、今日と同じように演奏ができるかどうか
何の保証もない。
そう思うと、今日やれることは、手抜きなしにやりきっておきたい。
それが3時間のライブを行うことになった原点なのです。」
素晴らしくクオリティーの高い演奏のみならず、達郎さんの覚悟を垣間見る。
こんな実の有るコンサートは、そうはないと思います。
ファンの皆さんは、彼らの音楽だけでなく、その「覚悟」にも共鳴している。
そう理解した貴重な時間でした。
これからも出来る限り参加し続けるつもりです。