先日の雪の寒さには参りました。
身体が既に春モードになっていたので、真冬より辛かった…。
でも明日から一週間、ハワイなのです。
冷えた体を温めてつつ、8年後までのビジョンを創造してきます。
さて、今日のトピックは「魔法」です。
「魔法」といっても、ハリー・ポッターの話ではありません。
昨日、コミュニケーションのことでご相談いただいた友人との会話で
彼は「人に上手く伝えることが出来ない」という悩みを持っていると
話してくれました。
できるだけ彼の話を聞くようにしながら、要所要所では質問して
課題を掘り下げたり、明確にしたりのやりとりが続きました。
するとしばらくして、彼は「ああ、」とつぶやきました。
「なにか気づいたことがあった?」と聴くと、
「ええと、良いことだけ言おうとしていました。」
との返答。なるほど、と納得しました。
これも「失敗してはいけない」という教育の成果でしょうか。
行動の動機は「喜びを得る」か「痛みを避ける」かのどちらかだと
言われますが、ご相談をいただく方のお話を伺うと、ほとんどが
「痛みを避ける」行動をとっておられます。
わたくしは「コミュニケーションの魔法」と思っていることがあり
彼にもそのことを伝えました。
それは「自己開示」です。
それを教えてくれたのは、新潟ビジネスアカデミーを主催する友人の
加藤昌樹さんです。
数年前、彼が講師をつとめるセミナーに参加したときに、冒頭で
自己紹介をされた時のことです。
参加者の視線が集まる中、彼は三軒の居酒屋を経営していたが、
それらを全て閉めて、今は巨額の負債(その時は金額も明確)を
返済している最中です、と眉ひとつ動かさず、むしろニコニコして
話したのです。
すると次の瞬間から、参加者の間に安堵の空気が流れ出したのが
明らかに伝わってきました。みんなの緊張が一気に溶けたのです。
自分にとって不利なこと。むしろ隠しておきたいと思うこと。
そんなことをごく普通の事のように平然と話してしまう。
それは「自分を肯定している」証でもあります。
誰もがジャッジされたくない、という思いは共通でしょう。
最もジャッジする人は、自分を裁いている人だと思います。
「自己開示」出来る人は、その空気がない人です。
だから相手も安心してコミュニケーションが取れるようになる。
以前、ある億万長者の方にお話を伺った時も、
「人間関係のキモは『腹を割ること』だ」
と言っておられたことを思い出しました。
自分を丸ごと肯定することで、誰もが使えるコミュニケーションの
魔法、それが「自己開示」なのです。
ご参考になれば幸いです。