人 | 生涯資産を生みだす方程式

生涯資産を生みだす方程式

コミュニケーション・ラボ 代表
ビジネスモデル・プロデューサー 鈴木秀一郎 公式ブログ

有意義な人生を作るために必要な「生涯資産を生みだす方程式」をマスターするための情報や、日々の学び、気づきなどをシェアしていきます。

今朝は経営者の方とのコーチング・セッションが入っていました。

出来るだけ頭を白紙にする意識、そう、ホワイトボードのような状態を心掛けてお話を聴くようにします。

わたくしにとっても気づきや発見の宝庫であるコーチング・セッション。とても大切な時間です。


さて、今日のトピックは「人」です。

このことについて書こうと思ったきっかけは、ある本との出会いです。
面白いぞ人間学―人生の糧になる101冊の本/一条 真也

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この数年、神渡良平さんと出会ったことをきっかけに、「人間学」について学ぶ機会がどんどん増えてきています。

先日は友人の野口嘉則さんから「法則の法則」を勧めていただきました。

この本もとても意味深い内容でしたので、その流れで一条真也さんの他の著作を調べていたところ、ズバリ「人間学」をテーマにした本が見つかったので、手にしてみました。

この本は一条さんおすすめの、人間力を向上させる101冊の本が紹介されているのですが、まずはまえがきの内容の濃さに驚かされました。以下、少々引用致します。

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かの安岡正篤の高弟にして七歳から八十余年にわたって『論語』を学び続けた伊與田覺氏によれば、「人」にはニ面があるという。
いわゆる「個人としての人」、それから「社会人としての人」。

(中略)

そして、その個人としての人間には「徳性」「知能」「技能」という大切な要素が三つある。
 ものには必ず本末がある。木にも、根という本と、枝葉という末がある。人間の場合、その「本」になる部分が「徳性」であり、その徳性を育てる學を「本学」という。「末」になる部分は「知能」「技能」であり、これを育てる学を「末学」という。

 平たくいうと、社会人としての要素には道徳習慣と知識技術があり、前者を習得するのが本学、後者を習得するのが末学となる。そして、二つの学にはそれぞれ別名がある。すなわち本学とは「人間学」であり、末学とは「時務学」と呼ばれるのである。


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という訳です。

この文章に照らせば、わたくしたちは「知能」「技能」を育てる「末学」を学んだ記憶はありますが、「徳性」を育てる「本学」を学んだ記憶はほとんどありません。

これが現代日本の現実を作っている根本的な欠陥だったのではないかと思います。

昭和における宰相の知恵袋、といわれた安岡正篤氏。

今では「宰相の知恵袋」というと、何か黒幕的なニュアンスを感じてしまう方も少なくないかも知れませんが、「徳性」に基づいたたアドバイスをすることが、安岡氏の重要な役割だったのです。

なぜ今、国が乱れているのかが納得できる気がしました。

しかし今日はこんな記事を眼にすることも出来ました。

不況時にこそ学ぶ人生訓 ——現代に再燃する「論語」学習熱
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100212-00000001-diamond-bus_all

安岡氏のお孫さんの定子さんが講師をされている講座もあるそうです。

あなたも「本学」を学んでみませんか?