私達は世界的に見れば、かなり立派な環境で長期間にわたって高度な教育を受ける
ことのできる国に生まれ育っている。
しかしその割に、私達は人生を生きる上で非常に重要な多くのことを知らないまま、
現実社会にでなければならない。
その、多くのもののうちに「成功」というものがある。
私自身、大学を終えて社会に出て、自分自身のビジネスを持とうと考えるまでは、
そもそも「成功」という単語自体が脳内の辞書に登録されていなかった。
つまり、自分と「成功」はほぼ、縁のない分野だと考えていた。
ところが会社組織から飛び出し、一人でビジネスの世界に入ると、「成功」という
単語はとてもポピュラーな言葉のひとつにであることに気づいた。
ビジネスの世界では、ほとんどの人がその目的として当然のように「成功」を掲げている。
私自身も「成功」について考えだした。
もちろん最初は、経済的、物質的な成功についてである。
しかしそれが少しずつ充足され、年齢と経験を重ねて行くに連れて、当初の目的だけが、
「成功」の要素でないことに気づきつつあった。物質的、経済的な要素は充足されるに
つれて、「慣れて」しまうことが分かったのだ。
これは判断を誤ると「無限地獄」に陥ることになる。
なぜなら物質的、経済 的要素には上限がないからである。
それに気づきだしたのは15年ほど前だったような気がする。
あとに続きます。