多くの人が、「時代の変化」を語っているが「時代の変化」とは何だろうか。
世界的金融危機などの経済的局面もあるだろう。
確かにこのシステムは、根本的に危うい状況だ。
その他にもいろいろな観点から変化を語る人は多いが、私が感じる変化は、
「価値観の変化」
である。
例えば、今、車が売れないと友人の業者が嘆いていた。
それは単に不況の影響だけではない。20代の若者の3割は車に関心がない。
というより、車を所有することに関心が内容だ。
プロ野球も視聴率がとれない。巨人の大逆転リーグ優勝から日本シリーズへ
さすがに多少の上昇はあったようだが、それ自体が話題になるほどである。
具体的な例が少ないので、我田引水とのそしりは免れないと思うが、私が
思う価値観の変化とは、「所有」と「勝ち負け」に対する空気の薄さである。
戦後すっかりアメリカの価値観に染まった日本も、さすがにDNAが再起動し、
「もったいない」が復活して来た。
「勝ち負け」に対しては、もともと「和を持って尊しとなす」国柄である。
違いにフォーカスするのでなく、同じところを見る。
ないものでなく、あるものを見る。
それだけで、人は少し心豊かに生きられるようになると思う。
日本という国は、もともとそういった風土と文化だったような気がする。
戦わず、人と比べず、違いではなく、同じところを見る。
そういう生き方をして行きたいと思う。