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ほどよい敬語~その敬語、盛りすぎです!

プロのライターでも経営者でも間違えることがある敬語。相手を思いやるコミュニケーションツールとして「ほどよい敬語」を使いこなして「デキル人」になっちゃおう。

平成22年度「国語に関する世論調査」に興味深いデータがあったので、引用します。

 

冒頭に、慣用句や例文、その後にふた通りの意味が続きます。

数字は「どちらの意味だと思うか」という問いに答えた人の割合です。

どちらが正しいか、最後に書きますね。

 

〜〜〜〜〜〜〜ここから引用〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

情けは人のためならず

(ア) 人に情けを掛けておくと,

  巡り巡って結局は自分のためになる……………45.8% 

(イ) 人に情けを掛けて助けてやることは,

  結局はその人のためにならない…………………45.7%

 

雨模様  例文:外は雨模様だ。

 (ア)雨が降りそうな様子…………………………43.3%

(イ)小雨が降ったりやんだりしている様子……47.5% 

 

 

姑息  例文:姑息な手段

 (ア)「一時しのぎ」という意味………………15.0% 

(イ)「ひきょうな」という意味………………70.9% 

 

すべからく 例文: 学生はすべからく勉学に励むべきだ。

 (ア)「全て、皆」という味……………………38.5%

 (イ)「当然、是非とも」という意味…………41.2%

 

号泣する 例文: 悲しみの余り,号泣した。

(ア) 「大声を上げて泣く」という意味………34.1% 

(イ) 「激しく泣く」という意味………………48.3%

 

〜〜〜〜〜〜〜ここまで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

すべて(ア)が、正しい意味です。

中には(イ)と答えた人が多いものもあります。

知らず知らず、間違えたままイメージで意味を思い込んでいることってあるものですね。気をつけようと思いました。

 

 

 

 

■前田めぐる■