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実はひそかに「無用な『させていただきます』撲滅委員会会長」を名乗らせていただいています。
「させていただきます」が必要なときにはもちろん、どしどし使っていただいていいのですが、
あまりにも不用意に「させていただきます」がとびかう現状を見るにつけ、これはもう「無用な『させていただきます』」をなんとかして撲滅すべきではないかと思った訳なのですが、そもそもこの文章の最初と最後の「名乗らせていただく」自体、誰の許可もいらない行為であり、本来誤りですので、「名乗っております」に訂正すべきだと思っている今日この頃です。
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この長い文章は、たった2つの文でできています。
1文目はまあまあ普通の長さです。
2文目は210文字。長いですね。
400字詰め原稿用紙なら、半分以上を占める長さです。
文章本では「長い一文」は分かりにくく、良くないとされることが多いようです。
が、もとより、分かりやすさと文章の長短は本質的には絶対的関係はありません。リズムと論旨さえあっていれば、長い文章でも分かりやすいのです。
しかし、ソーシャルメディア上では
「この人の長い文章が好きなんだよね」という、
よほどの固定ファンがついてない限り
「パッと見力」が命。
2つ目の文を読んで、すぐに去っていく人も多いでしょうね。
そこで、短い文章に書き換えてみます。
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実はひそかに「無用な『させていただきます』撲滅委員会会長」を名乗らせていただいています。
「させていただきます」が必要なときにはもちろん、どしどし使っていただいていいのです。
しかし、あまりにも不用意に「させていただきます」がとびかっていますよね。
そんな現状を見るにつけ、これはもう「無用な『させていただきます』」をなんとかして撲滅すべきではないかと思った訳なのです。
そもそもこの文章の最初と最後 ──「名乗らせていただく」自体、誰の許可もいらない行為で、本来は誤りです。「名乗っております」に訂正すべきだと思っている今日この頃です。
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長い文章を分ける場合には、以下のようなことに気をつけます。
・長い文章を切って、接続詞を付ける。
・2-3行にわけて読みやすくする。
短くすることだけに気をとられてはいけません。
たんにブツブツと切るだけでは、稚拙な印象になりがちです。
リズムに気を付け、同じ長さの文のつぎはぎにはならないようにすること。
メリハリと長短をつけること。
そこで有効なのは、
「。(句点)」以外に「 ──(罫線)」「……」も効果的に使うことです。
いかがでしょうか。
読みやすくはなったと思います。
好みもありますね。
なかには「最初の文書のほうが長いけれど、好き」という人もいるかもしれません。
ブログなどで「長いけれども、読ませるよっ!」という気概のある方は、
それはそれで、書き込んでいくと意外な味が出て、
固定ファンがついてくることがないではありません。
しかし、高度なテクニックではあります。少なくとも、主と述をはっきりさせ、
メリハリをつけ、リズムを徹底的に工夫し・・・・・・・
と書いているうちに、「短く区切るほうが簡単」ということになります。
いずれにしても、実際に声に出して、読みやすいかどうか推敲してみることが必要です。