「ご利用できます」? | ほどよい敬語の使い方~「コミュニ敬語」でいこう

ほどよい敬語の使い方~「コミュニ敬語」でいこう

プロのライターでも経営者でも間違えることがある敬語。相手を思いやるコミュニケーションツールとして「ほどよい敬語」を使いこなして「デキル人」になっちゃおう。

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あるネットショップ店長さんがお客さまの掲示板をつくり、次のような案内を出したとします。

「このたび利用者の皆さんにさらにご利用いただけるよう掲示板を設置しました。今すぐ、ご利用できます。ぜひお越しください」

この中でおかしな言い方は
   ・
   ・
   ・
   ・
「ご利用できます」です。

なぜおかしいのかというと、「ご~する」は自分の動作をへりくだる言葉だからです。

・ご連絡する
・お話する
・お誘いする
・お伺いする

などは、自分の動作をへりくだっています。

相手に対しては、
「ご利用いただけます」
あるいは「ご」をとって
「利用していただけます」
が正しい言い方です。


同じように、相手の動作につける場合
・ご注文できます
・ご来店できます
・ご使用できます
なども誤った言い方です。

───ポイント

☆「ご~できます」を、相手の動作につけるのは間違い。



 

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