「え~っとですね」「あのお」「その~、そういうことで」
話と話の合間のこういう無意味なフレーズを「言葉のヒゲ」というそうです。
講演などを聞くと、こういうヒゲがほとんどない方と、ある方がいます。
前者の方の話はやはり分かりやすい。
「ところで」「つまり」「そこで」「さらに」「ポイントは3つあります」などなど
接続詞や、途中のフレーズが効果的に使われているので
話の論理が分かりやすいのです、
話を聴いていて「つまり」と言われると、聴き手は「要約に入るのだな」と心の準備をします。
「さらに」と言われると「他の事例があるのだな」と思います。
聴き手も心の準備をし、論理を共に組み立てながら聴くので
すっと頭に入ってくるのです。
しかし、この接続詞を適当に「え~っと、ですね、次です」とか
あいまいな言い方にすると、行き当たりばったりで、聴き手も混乱してしまいます。
たっぷり話したのに、なぜか相手が腑に落ちない感じだったなど
思い当たる節がある場合、こうした「言葉のヒゲ」がないか
チェックしてみるのもいいことです。
───ポイント
☆人前で話すときや、営業であらかじめトークを組みたてるときには、
「言葉のヒゲ」をつくらないように、話す前に論理的に組み立ててから話すようにしましょう。
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