主に敬語についてのコンテンツは先週末でおよそ1か月経ちました。今後も「あれ?」と思える表現があれば、随時記事にしますが、しばらくは広く「日本語」について書いてみることとします。
「悲喜こもごも」
「漢字検定の結果が配られ、教室のあちこちで『受かった』『落ちた』と悲喜こもごもの声が聞かれた」。
こうした用法は報道でも聞かれますが、厳密には間違いです。
「悲喜こもごも」はそもそも、1人の気持を表すものです。
人の感情は複雑で、喜びも悲しみも同時に味わうということがあります。例えば、大往生した故人を偲んでいたところ、その遺徳が称えられ、未亡人が代りに賞を受けとるというような場面です。
あるいは、同時にわき起こる感情ではなくても、喜びと悲しみが入れ替わり立ち代わり去来する「交々(こもごも)」というようなときに使います。
長い人生、振り返れば実に悲喜こもごもですね。
◆最新記事一覧です> http://ameblo.jp/comkeigo/entrylist.html
◆主宰者のHPです> http://www.value-p.jp
◆主宰者のメインBLOGです> http://valuep.livedoor.biz/