「ご返事?お返事?」、「お」と「ご」どちらを付ける? | ほどよい敬語~その敬語、盛りすぎです!

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プロのライターでも経営者でも間違えることがある敬語。相手を思いやるコミュニケーションツールとして「ほどよい敬語」を使いこなして「デキル人」になっちゃおう。

「ご返事をお待ちしております」
「お返事をお待ちしております」

どちらの言い方も耳にします。

「ご」「御」のこと。
●主に漢語に冠して尊敬の意を添えます。
(*丁寧・謙譲の意を示すこともあります)

漢語とは中国から伝わってきて日本語になった言葉で、
主に漢字熟語で、音読みをします。
また、日本でつくられた語で、字音から成るものも示します。

「お」も「御」のこと。
●主に和語に冠して尊敬の意を添えます。

和語は、日本古来のことばで、主にひらがなです。
漢字の時は訓読みをします。

以上のように、
ご+漢語、お+和語
という組み合わせでいくつかつくってみましょう。

【ご+漢語】
●ご記入
●ご滞在
●ご両親
●ご立腹
●ご連絡
●ご予約
●ご登場
●ご立派

【お+和語】
●お話
●お知らせ
●お文
●お手紙
●お許し
●お味噌汁
●お年玉
●お見事
●お引っ越し

ただ、漢語でも「お掃除」「お世話」「お電話」「お加減」「お時間」など
「お」を付けるもの
があります。
日常的によく使う漢語や、やんわりしたイメージの漢語には
「お」が付くようです。
慣れ親しんでいるので、和語のような扱いをされるのでしょう。

また、「お」「ご」両方使われているものもあります。
(左側が優勢です)

お返事 > ご返事
お誕生 > ご誕生
ご入り用 > お入り用

これらはどちらも正しいのですが、
女性には「お」を使う人が多いようです。
また、前後の文脈でかしこまった感じの場合には
「ご」
が付く場合がほとんどです。

次の記事では「お」や「ご」を付けない言葉を取り上げます。

──────ポイント

☆「ご」は漢語に、「わ」は和語に付けて、尊敬の意を示します。
ただし例外もあり、漢語でも日常的によく使うものには「お」を付けたり
和語でもかしこまった文脈では「ご」を付けたりします。
そのように「お」「ご」の使い方には、多少の揺れが見られます。




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