相手が来る場合のいろいろな言い方 | ほどよい敬語の使い方~「コミュニ敬語」でいこう

ほどよい敬語の使い方~「コミュニ敬語」でいこう

プロのライターでも経営者でも間違えることがある敬語。相手を思いやるコミュニケーションツールとして「ほどよい敬語」を使いこなして「デキル人」になっちゃおう。

「ご来店ありがとうございます」
お客様がお店に来られた場合の言い方です。

もし、お店がどこか別の場所で展示会をするような場合には
「ご来店」ではなく「ご来場」という言葉が、ふさわしいでしょう。

他にも、場面によりいろいろな「来る」がありますね。

ご来店→ 店に来られた場合
ご来校→ 学校に来られた場合
ご来場→ 会場に来られた場合
ご訪問→ 家や会社などに訪ねて来られた場合
ご来訪→ 家や会社などに訪ねて来られた場合
ご来宅→ 家に訪ねて来られた場合

ご来駕→ 「来訪」よりも敬意を込めて言う場合
ご尊来→ 同じく「来訪」の敬語。少し堅め
ご光臨→ 同じく「来訪」の敬語。「ご光臨の栄を賜り」などと使う

特に、下の3つは、強い敬意を込めた表現です。
お客様への来場のお礼や、来賓客へのお礼状に使うとしっくりくるでしょう。
逆に、一般的な来店で使うのはちょっと大げさに感じられます。

──────ポイント

☆相手が来ることを示す言葉にも、いろんな単語があります。
場所や、関係性を考えながら、上手に使い分けましょう。