犬と一人暮らしと人生

犬を飼うことは
心血管疾患や死亡のリスクの低下と
関連がある――。
そんな研究結果が17日、
英科学誌
サイエンティフィック・リポーツに
発表された。
※CNN.co.jpより
▼1人暮らし
今回の調査のポイントは
飼い主が一人暮らしかそうでないかで
顕著な違いが現れた点。
複数人で暮らす家族の場合
犬を飼うと
ペットを飼っていない人に比べて
死亡リスクは11%、
心血管疾患で死亡する確率は
15%低下したと言う。
一方、1人暮らしの人の場合、
同死亡リスクが33%、
心血管疾患に関連する死亡のリスクが
36%低減する可能性があるという。
実に 2 - 3倍の開きとなっている。
▼関わり合い
つまりそういうことだ。
一人暮らしは確かに楽だ。
誰とも関わることなく
自由気ままに生活を送ることは
心理的負担も少なくストレスフリー。
自分以外の誰かと暮らす方が
他者に自分の行動の一部を合わせる以上、
心理的負担もストレスも増える。
けど不思議なことに
死亡リスクが低くなるということは、
心理的負担やストレス以上に、
人間にとって必要な“何か”が
犬や家族との関わりあいによって
生まれる、ということだ。
▼散歩
僕は小学生の頃
家で犬を飼っていた。
1日1回、兄弟の誰かが
犬を散歩に連れて行くことが
家族の中での決め事だった。
僕はこの散歩が嫌いだった。
なぜなら面倒くさいからだ。
歩きたくも無いのに
歩くことを強要され、
犬が“催せば”
その処理をしなければならない。
けど、朝、
嫌々早起きして、リードを手に持って
犬の元に歩み寄ると、
必ずと言っていいほど
勢いよく尻尾を振って
僕の足元に擦り寄ってくる。
その瞬間だけは
なぜだか心がほんのり温まった。
▼犬と一人暮らしと人生
今回の研究発表によれば
犬を飼っている人は、
天候がどうであれ
犬の散歩に出かけるなど、
一般的に肉体的な活動のレベルが
高い、という。
確かに一人暮らしだと
天候の良し悪しによって
外に出かける頻度に
大きな差が生まれそうだ。
とは言え、安易な気持ちで
犬を飼うことは避けるべきだ。
もし一人暮らしで犬を飼った場合
万一飼い主の身に何かがあれば
犬は取り残されてしまう。
…
ここはやはり
毎日散歩を強要する
犬型ロボットの出番か。。