スマート席譲りと人生

大日本印刷株式会社(以下:DNP)
東京地下鉄株式会社(以下:東京メトロ)
LINE株式会社(以下:LINE)は
「アンドハンド」プロジェクトチームと
2017年12月11日(月)から
15日(金)の5日間、
東京メトロ銀座線の最後尾車両内で、
席に座りたい妊婦の方と
席をゆずりたい周囲の乗客をつなぐ
「&HAND」の実証実験を実施します。
※各社ニュースリリースより
▼イメージ沸かない
なんでもスマホにインストール
されいているLINEプリを使って、
席を譲り合うのだと言う。
果たしてそんなことが可能なのか?
確かにLINEグループ活用すれば
グループへの参加者同士でメッセージを
やりとりできる。
けど仮に譲りたい人が
同LINEグループで
「譲ります」と発言したところで
“どの席に座っているか”までは
わからない。
▼逆
つまりそういうことだ。
まず“席に座りたい”
妊婦の方が
「スマート・マタニティマーク」
を入手しておく必要がある(※)
「スマート・マタニティマーク」は
街中でよく見かける
「マタニティマーク」を
一回り大きくしたキーホルダーで
真ん中にボタンが付いている。
このボタンを押すことで
周囲に電波を発信する仕組みだ。
次に“譲りたい人”だが
こちらもあらかじめ
11月下旬に開設予定の
「&HAND」のLINEアカウントに
友達登録を済ませておく必要がある。
すると、
“座りたい”妊婦の方が
ボタンを押した瞬間
“譲りたい”人のスマホに
メッセージが届く。
メッセージを確認した人は
自分の座っている席の位置を
前述のLINEアカウントに
返信することで、晴れて
“譲りたい”人と
“座りたい”人のマッチングが
実現する、というわけだ。
(※公式サイトによれば
現在実証実験の段階で
アプリの対象機種や対象年齢、
利用可能エリア、価格などの詳細は
未定とのこと)
▼サポーターのワクワク感
当たり前の話だがこの仕組みは
“譲りたい人”の協力なしには
成り立たない。
いかにして
譲りたい人=サポーターを
集めるかが肝となる。
公式資料によれば
「お互いのプロフィールや
利用歴・評価も確認できる」
「譲られた人は
サンキューメッセージを
送ることも可能」
「利用には事前審査あり」
上記のように、
安心して気持ちよく利用できる
だけでなく
「席をゆずった回数などから
ランク付けされる」
など、
思わず“譲りたくなる”
工夫が随所に盛り込まれている。
但し高ランクを狙うには
予め着席する必要があるから、
「譲りたくても譲る席がない」
人にはあまり響かないかもしれない。
▼スマート席譲りと人生
今回の実証実験は期間だけでなく
列車や区間も指定されている。
具体的には午前10時台から
午後3時台までの約5時間で
合計8本(4往復)。
区間は上野と表参道、又は渋谷までの
15-16駅間。
さらに1編成6両のうちの
最後部1両のみに適用され、
同車両には目印となる腕章を付けた
スタッフが乗車している、とのこと。
果たして席譲りたさに
どれだけのサポーターが当該車両に
殺到することだろう…