レコードと人生 | ワクワク人生研究所所長 小未来のブログ

ワクワク人生研究所所長 小未来のブログ

「最近ワクワクしたのいつだっけ…」
そんな人生に一石を投じるべく、
日々、研究活動と思考実験に勤しむ
ワクワク人生研究所所長・兼実験室室長、小未来のブログ

レコードと人生

20170629



ソニーは29年ぶりに

アナログレコードの

自社生産を再開する。


※日本経済新聞より



▼活気に押されるように

ソニーが国内でのレコード自社生産を

終了したのは1989年。


1989年、と言えば

元号が「昭和」から「平成」に

転じた年。


バブル景気は頂点を迎え

「24時間戦えますか」CMなど

世相全体が活気に漲っていた頃。


数年前、自身の会社らが開発し販売した

CD(コンパクトディスク)が台頭し


「レコードはもはや過去の産物」と


当時の“イケイケモード”に

催促されるかの如く“バッサリ”

自社生産から手を引いたようにも映る。



▼好きな曲は所有したい

つまりそいういうことだ。


ソニー・ミュージック

エンタテインメント(SME)の

水野道訓社長によれば


「ストリーミング(逐次再生)で聞いて

 気に入った曲を買う若者が多く、

 『好きな曲は所有したい』という

 欲求につながっている」と

近年のレコードブームを分析している。


確かにこれまでも音楽文化としての

レコードの存在が見直される時期は

幾度かあったが、


今回のムーブメントは

そのどれとも趣きを異にしている。


そう感じるのは僕だけだろうか。



▼必ず買う

僕がまだ10代の頃の話だ。


上京して一人暮らしを始めるにあたり、

実家にあるもので古いものや

使わなくなった家財道具を

ひととおり譲り受けたのだが、


そのうちの1つが、

レコードプレーヤーだった。


親は怪訝そうに言い放った。


「え?これ使うの?

 まあ、いいけど・・・」


僕は思わずその場で

ガッツポーズを決めてしまった。


電子レンジや掃除機など

ほかに譲り受けた何よりも勝って

一番、嬉しかった。


勿論、CDプレーヤーなど、

当時音楽を聴くのに必要な装置は

既に一通りそろっていた。


けど、僕の場合はその何よりも

レコードプレーヤーのことを大事にし

退去までの間、愛用し続けた。


当時、特定のマイナーレーベルから

CDがリリースされると

同時にアナログ盤(レコード)が

限定発売されることがあったのだが


僕はほぼ欠かさず

CDとアナログ盤を同時に買い求めた。



▼レコードと人生

英国では2016年、

レコード売上高がダウンロード売上高を

抜いた時期もあるのだという。


レコードには好みのジャケットを

そろえる楽しみもあり、

米国では主に衣料品店や

雑貨店で販売され、


2016年の売上枚数は

1720万枚にも及ぶ。


ちなみに購入者の7割は

35歳以下とのこと。


現在のコアな購入者層は

おそらく僕と違い

「CD」すらなじみの薄い世代。


そう思いを巡らせる度に

リアルな年の差を感じてしまう。。