8020と人生 | ワクワク人生研究所所長 小未来のブログ

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ワクワク人生研究所所長・兼実験室室長、小未来のブログ

8020と人生

20170605



厚生労働省は、

80歳で自分の歯が

20本以上ある人の割合が

推計で51.2%に上り、


初めて2人に1人以上になったとする

2016年歯科疾患実態調査の結果を

公表した。


※毎日新聞より



▼なぜ20本?

そもそも80歳の時点で

歯が20本以上あることが

果たしてどういう状態なのか。


人間の歯(永久歯)は

いわゆる親知らずを除いて

全部で28本あるから、


20本と言う状態は即ち

“8本の歯を失った状態”

ということ。


8本までなら失ってもいい

ということでは決してないが、


逆に失ったとしても

8本までに留めることに

一体何の意味があるのか?



▼入れ歯

つまりそういうことだ。


「20本は、入れ歯なしに

 ほとんどのものを食べられる目安」


逆に20本以上あれば

食べ物を自分自身の歯で

おいしく食べられる。


だから

“8020”


80歳の高齢に達しても

自分自身の歯で日々の食事を

おいしく、健康的に摂りましょう。


そのような意味を込めて

30年近く前に提唱された言葉だ。



▼成り立ち

もっとも硬い食品の一つ、

と言われている

酢だこや古たくわんなどは

歯の喪失数が10本を超えると

自分の歯で食べることができない。


そんな調査結果が

愛知県豊田市から発表されたのが

今から32年前。


以後、他の自治体でも

「めざそう80歳 欠損歯は10歯まで」

のスローガンから

「8010」という言葉が生まれ、


1989年、愛知県にて

目標を残存歯20本以上とする、

8020運動が開始される。


この運動が当時の厚生省に取り上げられ

以降、全国に広がっていった。



▼8020と人生

それから10年後の1999年に行われた

第八回歯科疾患実態調査によると、


80歳での残存歯数は約8本、

20本以上の残存歯を持つ者は

約15%となっている。


たった20年足らずで

約3倍以上の改善が見られた、

ということだ。


そう考えると、

日本の歯科衛生事情も

格段に向上したように思えるが、


一方でスウェーデンの達成率が

80%であることを考慮すれば

50%という数値はまだ低い、

そんな意見も聞かれている。


僕としては

床屋や美容室へ出かけるくらいに

気軽に口腔ケアを受けられる環境が

整えられれば、と日々感じているが…