100万人割れと人生 | ワクワク人生研究所所長 小未来のブログ

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100万人割れと人生

20170603



1人の女性が産む子どもの数の

指標となる去年の出生率は

1.44となり、


前の年よりわずかに低下したことが

厚生労働省の調査でわかりました。


※NHK Newsより



▼予想通り。だけど

この国ではもう何十年も前から

少子高齢化の波が押し寄せており、

冒頭のようなニュースは

国民の誰もが聞き慣れている。


とは言え。

予め分かっていた事とはいえ。


実際その事実を目の当たりにすれば

さすがにどうしたものか。


1899年に統計をとり始めて以来

“はじめての記録”である。



▼団塊のピーク

つまりそういうことだ。


戦後日本の出生数は、

1947年から49年の

「第一次ベビーブーム」で生まれた

団塊の世代が最も多い。


その数、

ピーク時でおよそ270万人/年。


グラフにすると一目瞭然。


ちょうどその20数年後に

戦後2つ目となる“山”が

現れる。


1970年代の

「第二次ベビーブーム」だ。


簡単な話で、

「第一次ベビーブーム」で生まれた

団塊の世代がちょうど

結婚・出産のピークを迎えたのだ。


その時のピークは209万人/年。


ところが、

団塊の世代の子どもにあたる

“団塊ジュニア”が


結婚・出産のピークを迎えると思しき

2000年代に突入しても、

出生率は大きく改善されることはなく、


今回、統計開始以来初めて

100万人/年を下回る

出生数97万7000人を記録した。



▼クラス数の違い

1980年代の生まれである僕は

それこそ小学校入学当時からずっと

様々な場面で「少子化」を意識する

環境下で育った。


授業で習った事は勿論のこと

それより僕自身の記憶に

深く残っているのは

学年ごとのクラス数の違いだ。


入学時の僕の教室は、1年3組。


1学年の端のクラスだったので

よく覚えている。


ところがまもなくして

運動会か何かの全校行事で

僕ははじめてその事実を知った。


「6年5組」


6年生の教室は

3組で終わりではなく

5組まである、ということだ。


僕は強い衝撃を受けた。


単に歳の差からくる

体格的精神的な差だけではなく、


それ以上に何か

僕たちの学年にはない大きな

エネルギーの塊のようなものを

その先輩たちから日々感じていた。



▼100万人割れと人生

厚生労働省によれば、

出生率が低下した理由について、


年代別では

30代後半から40代前半にかけて

わずかに上昇した一方、


30代前半までは

おしなべて低下していることを

指摘している。


同省はまた

「出生率は中長期的には

 緩やかに伸びているが、

“出産年齢の女性が減っている”

 そのため、少子化に

 歯止めがかからない状況」

としており、


出生率1.8を超える

フランスやスウェーデンのように

子育てと就労の両立を支援を

大きく掲げる国を参考に、


一人でも多くの人が

“子どもを産み育てたい”

そんな国の在り方をもっと真剣に

議論しないかぎり

現状の打開は難しいだろう。