検索順位と人生

いまや生活に欠かせないネット検索。
水面下では、検索結果の順位上昇を
狙う企業とグーグルとの攻防が
繰り広げられている。
※朝日新聞より
▼お世話にならない日はない
今日、僕の生活において
「ネット検索」は
なくてはならないものとなっている。
なぜなら、自分自身の
「知りたい」欲求に
最も迅速に答えてくれるからだ。
今や手元にスマホがあれば
いつでもどこでも、瞬時に
最新の情報が手に入る。
だからこそ検索順位の重要性は
手に取るようによくわかる。
▼WELQ問題
そんなネット検索の世界最大手
グーグルが、今年に入って急きょ
検索結果の順位を決める
処理手順の一部を変更した。
きっかけは去年の暮れに話題になった
医療系情報サイト「WELQ」。
他のサイトからの転用や盗用、
さらには裏付けに乏しい療法の紹介など
次々に問題が明らかになり、
WELQだけでなく
他の同様の問題を孕んだサイトが
一斉に閉鎖に追い込まれたのは
記憶に新しい。
専門家によれば
上述のグーグルの施策により、
検索順位を下げたまとめサイトの類は
少なくとも10は下らないだろう、
とのこと。
▼時間を返せ
ところで、今回のような
検索順位のアルゴリズム変更は
公式・非公式にかかわらず
度々行われてきたと、
複数の専門家は答えている。
しかしながら僕自身、
グーグル検索の精度が
ここ2、3年で明らかに向上した、と
実感を覚えた瞬間は皆無に等しい。
逆に検索画面で
入力を繰り返してきたキーワードから
連想されると思しき的外れな広告が
検索上位に目立つようになり、
本当に必要な情報が
下位に押し下げられていく傾向に
僕はほとほと困っている。
その分だけ画面を下にスクロールさせ
下位に「埋もれた」情報を取り出す作業は
思いのほかストレスに感じるものだ。
「時間を返せ」
思わず文句が口をつきそうになるが、
グーグルだって営利企業。
検索機能だって実質無料で
使わせてもらっているのだから…
そう胸に言い聞かせ、
今日もこうしてグーグル先生に
お世話になっている。
▼検索順位と人生
米ITメディアの分析によると、
世界のグーグル検索数は
年間2兆回で、1日あたり55億回、
とある。
果たしてこの55億回のうち
利用者の欲求を満たした検索結果は
一体どれだけの数に上るだろうか。
「グーグルは人工知能も使って、
検索技術をさらに向上させようと
している」
そんな意見も聞かれる中、
僕としては
利用者の検索結果に対する
「快」「不快」の感情を
検索結果に反映させる仕組が
いち早くほしいと常々感じている。
そうすることで
今日の低俗な広告表示の世界が
どのように様変わりするかが
実に興味深いところ。
…
まあその前に
端末利用者の感情を読み取る
デバイスの製品化が先ですが。