PremiumFridayと人生

月末金曜は、
少し早めに仕事を終えて、
ちょっと豊かな週末を
楽しみませんか?
※プレミアムフライデー
公式ウェブサイトより
▼不平等
仕事を早めに切り上げて、
普段できないことに挑戦したり、
なかなか会えない友達や家族と
話をしたり…
ウェブサイト上には
思わず心踊らされるキーワードが
そこかしこに散りばめられている。
政府の「働き方改革」によれば
今日2月24日(金)より
毎月月末の金曜日は
「午後3時に仕事を終えること」
を推奨している。
たが、忘れてはならない。
午後3時から早めのバカンスを
楽しむ人が増える一方で
休暇どころか、一層仕事に追われる
サービス業の方々の存在を。
僕はつくづく感じる。
こんな不平等なキャンペーンが
他にあるだろうか。
▼消費刺激策
つまりそういうことだ。
政府および経団連を中心とした
経済界が提唱、推進、
という時点で
我々は気付かなければならない。
実施日が多くの給与所得者の
給与支給日直後に該当しやすい
月末であること。
さらに土日休みを控えて
各個人の気分が
一層開放的になっていること。
「プレミアムフライデー」
の真の正体は
「働き方改革」を隠れ蓑にした
個人消費喚起の施策にすぎず、
斯くして政府とタッグを組んだ
経団連等に所属する各種営利企業は
売り上げの増大を目論み
当の政府は税収増を狙う。
しわ寄せを一手に受ける
サービス業に従事している人たちの
悲痛の叫びを差し置き、
果たして当該キャンペーンは
いつまで続くのだろうか。
▼終業式
僕は子どもの頃、
学校の「終業式」が大好きだった。
なぜなら長期休みを控え、
退屈な授業がない上に、
「午前中で帰宅ができる」
まだまだ日が高く明るい
通学路をルンルン気分で辿る。
家に着けばお昼ご飯の時間。
そしてお腹が満たされてからの
たっぷりとした午後の時間。
これ以上の幸福はどこにある?
と問いたださんばかりに
僕はこの上なく幸せな気分で
その1日を終える。
▼PremiumFridayと人生
「ちょっと長めの休日で
普段は行けない「2.5日旅」へ」
「平日昼間にゆったり贅沢
「午後ブラショッピング」」
「昼からたっぷり
「アフター3エンタメ」」
冒頭のウェブサイトには
こうした数々の消費喚起の
メッセージが列挙されてる一方で
「友達みんなで集まって
ゆっくり「夕飲み」」
「家族そろって料理を作って
「午後パー」しよう。」
そんな「人」を主軸に据えた
心温まるような
早上がり時間の過ごし方も提案されている。
「飲食店の従業員も
小売店のスタッフも
みんなそろって
好きな過ごし方をしよう」
そんなプレミアムフライデーなら
僕も心から大賛成だ。