公共交通と人生

内閣府は11日、
「公共交通に関する世論調査」
の結果を公表した
※時事通信より
▼ほぼ予想どおり
当該調査は
昨年12月8 - 18日の10日間
全国の18歳以上の男女3000人を対象に
個別面接方式で実施。
有効回収率は63.3%だった
とのこと。
「鉄道やバスなどの公共交通を
月に数回以上利用している人」
の問いには、
大都市(東京23区や政令市)
で62.2%。
中都市(人口10万人以上の市)
は33.2%、
小都市(人口10万人未満の市)
は20.2%で、
町村は13.6%であった。
▼利便性と費用対効果
つまりそういうことだ。
公共交通は
「主に自動車を使うので
ほとんど利用しない」
との回答は
大都市では24.7%、
中都市51.2%、
小都市67.3%、
町村は67.2%、となっている。
小都市や町村では
3人に2人は電車やバスは
殆ど使わない。
なぜなら自家用車の方が
費用対効果の面からも
理に適っているからだ。
また大都市に分類されている
政令指定都市であっても、
駅から歩いて15分以上の地域や
都市の中心地より一定距離以上の
地域では
同様の理由から
自家用車が主な交通手段として
普及していることが多いから
「24.7%」という数字は
ごく自然な範囲に収まっていると思う。
▼4 - 5人に一人
ところで現在
上述の政令指定都市に在住する
人口の総数はおよそ2756万人。
(2016年10月1日現在推計)
日本人の4 - 5人に一人は
全国に20存在する政令市の
1つに住んでいることになる。
僕は生まれてから1度だけ
そのうちの1つに住んでいたことが
あるが、
少なくとも当時を振り返る限り、
車社会の色が強い地域だった。
他の政令指定都市に在住する
友人の話を聞いてみても、
区部で生活する人の中で
公共の交通機関だけを使い
満足な生活を送っている人は
決して多くはない。
電車等の交通網が充実しているのは
都市の中心地とその周辺であり、
「政令市」と言えども
インフラが隅々まで整っているとは
言い難いのが現実のようだ。
▼公共交通と人生
冒頭の調査によれば
「鉄道やバスが
もっと利用しやすければ、
出かける回数が今より増える」
と答えた人の割合は
39.4%に上った、という。
さらに普段から鉄道やバスを
利用している人のうち、
68.3%が「不満がある」と回答。
「運行本数が少ない」
「遅延する」
「車内が混雑している」
そのどれもが
僕自身にとっても強く共感を誘う
回答ばかり。
IoTとAIの発達、そして法の改正により
何れ、街のどこにいようが
自律式の自動運転車を呼び出し、
移動することが当たり前の
世の中へ移行していくだろうが、
果たしてあと3 - 40年後、
自分自身が仕事を引退するまでに
実現するか、どうか。。