預金金利0%と人生 | ワクワク人生研究所所長 小未来のブログ

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預金金利0%と人生

20170211



国内メガバンクの預金利回りが

ついに「0.00%」となった。


※Bloomberg より



▼社会人全員が対象

だからこそ殆どの日本人は

今回のニュースに注目することだろう。


何せ社会人が預金口座・貯金口座の

1つや2つを保持することが

当たり前の世の中になってから

初めての出来事だ。


「どれだけの金額を預けても

 利息が付くことはない」


なら預ける意味ないじゃん。


どこからともなく

そんな声が聞こえてきそうだ。



▼全くのゼロではない

とは言っても今回の0%は

「小数点第3位を切り捨てた結果」

だそうで


実際にはわずかながら

利回りはある、とのこと。


現在の3大メガバンクのうち

三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行が

第三四半期の決算において

預金利回りをゼロ%と開示したことが

今回のニュースの見出しを

生み出したに過ぎない。


三井住友銀行は辛うじて

「0.01%」を維持し続けているようだ。


とは言ってもこれも同じく

小数点第3位を切り捨てた結果。


実際は0.01%にも満たず

1万円を預けても

年間1円にすらならない。



▼はじめてのお小遣い

小学生になって間もない頃、

僕は生まれて初めて「貯金」をした。


自宅の最寄りの郵便局を訪れ、

窓口のおばさんに

「ちょきんをしたいんですけど」

とたどたどしい口調で伝える。


すると1枚の紙を渡され

「ここにぼくのなまえをかいて

 ここにハンコをおしてね」

と促されるままに名前を書き

家から持参した認印を押す。


預け入れた金額は1万3千円。


生まれて初めてお年玉を貰って以来、

親から貰った貯金箱に

「ここにおかねをためるんだよ」

と促され貯め続けた、

当時の僕の全財産だ。


貯金箱は空っぽになった代わりに

僕の手元には

「\13,000」と印字された

1冊の貯金通帳。


大人の仲間入りを

果たしたかのようで嬉しい一方、


「なぜわざわざ貯金をするのだろう」


僕の頭の中には暫くの間

疑問符が浮かんだままだった。



▼預金金利0%と人生

翌年の2月、

僕はその答えに辿りついた。


先月貰ったお年玉

合計数千円を握りしめ、

郵便局へ預け入れに行ったときのこと。


貯金通帳に

見慣れない言葉が印字されていた。


「元加利子」


その横に3桁の数字。


200円か300円くらいだったと思う。


僕の貯金口座に知らぬ間に

1年間分の利息が振り込まれていた。


お年玉以外の

定期的なお小遣いを貰ったことのない

僕からすれば、


この「利子」は

生まれて初めてのお小遣いのような

ものだった。


あの時の興奮は今でも忘れない。


今では絶対に味わえない経験だが。。