奨学金批判と人生 | ワクワク人生研究所所長 小未来のブログ

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奨学金批判と人生

20170209



「苦学した私から見ると

 いい時代になった」――。


67歳の男性が新聞投書で

「給付型奨学金」を批判し、

話題を呼んでいる。


※J-CASTニュースより



▼先月の閣議決定を受けて

事の発端は1月31日に閣議決定された

日本学生支援機構法改正案。


原則「貸与型」しかなかった

同機構の奨学金に

「給付型」を加えるもので、


2017年度予算案に

基金の創設も盛り込まれた。


この改正法について冒頭の男性は

毎日新聞社の「オピニオン欄」に

読者として意見を投稿。


「苦学した私から見ると

 いい時代になった」


「健康であれば(学費は)

 アルバイトで賄える」


しかし、この投書がツイッターで

紹介されたことで

「炎上」状態に。



▼自分本位

つまりそういうことだ。


そもそも健康であること自体

恵まれているという認識が

欠けているし、


投稿者本人の入学当時の授業料を

現在の物価に換算すると

私立大学で年間27万3800円。

国立大学では同4万4400円。


一方現在は

私立大学文系で75万122円。

国立大学は53万5800円。


当該事実を無視して

「アルバイトで賄える」

の一言を突きつけれられれば

批判が殺到するのも致し方ない。



▼健康だからこそ

僕も4年制大学に進学した際、

入学費と授業料は親が負担してくれた。


今でこそ感謝の気持ちで一杯だが、

当時は周りの同級生の影響もあり、

「特別なこと」とは感じなかった。


一方で一人暮らしを始めるにあたり、

生活費は全てアルバイトで賄った。


学内で仲が良かった友人の大半が

仕送りを貰って生活していた傍ら、


僕は授業のない時間帯や曜日を

ほぼすべてアルバイトで埋め尽くした。


けど、不満はこれっぽっちもなかった。


なぜなら

「健康だったからこそ」

バイトに励むことが出来たからだ。



▼奨学金批判と人生

「年代考慮いれろ」

「若い方のことを考えなさすぎ」


冒頭の投書に対する

批判のコメントの数々に

込められた気持ちも

分からなくもないが、


それは所謂

「世代格差」から来る

やっかみの感情も

含まれているように思う。


何れにしても

「苦学」に励むことができる、

教育環境や健康な身体にこそ


真っ先に感謝の意を

表すべきだと僕は思う。