6時間未満睡眠と人生

1日の平均睡眠時間が
6時間未満の人の割合が、
2003年の調査開始以降
最多の約4割に達したことが14日、
厚生労働省が公表した
15年国民健康・栄養調査で分かった。
※時事通信より
▼やっぱり少ない
何しろ無作為抽出した
5327世帯(有効回答3507世帯)
に対する調査結果なのだ。
3400万人以上存在する
65歳以上の高齢者、
さらには育ちざかりの
子どもも含まれている。
そのうえで
10人中4人が
平均睡眠時間が6時間未満。
勿論、「平均」である以上
休日だって含まれている。
▼仕事との両立
つまりそういうことだ。
睡眠時間確保に必要なこととして、
男性の20-50代は
「就労時間の短縮」を
最も多く挙げた。
他、
「携帯電話やメール、
ゲームに熱中しない」
「育児」「家事」
が挙げられているが、
結局は(家庭の仕事も含め)
労働と休暇のバランスの問題。
「スマホいじり」の時間を
削るくらいなら
「仕事」の時間を削りたい。
そうしないと
睡眠の時間が削られる、
なんて声が
どこからともなく聞こえてきそうだ。
▼呼吸が浅い
僕は数年前に、
「徐脈」と診断され、
近所の総合病院を
紹介されたことがある。
成人の安静時の心拍数は
1分間に60-75回とされているが、
当時30-40回を
記録したことをきっかけに
精密検査を受けた。
結果、
特別な治療はすぐには必要なく、
無事に検査も終えられたが、
確かに当時、身体のあちこちが
うまく力が入らないことがあった。
「その時は無理せず、
立ち止まって深呼吸してください」
と告げられたので、
以後気を付けて経過を観察してみると
確かに、一定の効果があった。
▼6時間未満睡眠と人生
そして、つい2,3年程前、
僕は確信を得るに至った。
きっかけは会社の退職。
それまで睡眠計測アプリで
明らかになった僕の平均睡眠時間は
5時間半。
ところが会社の退職を境に
これが7時間まで上昇。
そんな最中訪れた健康診断の場で、
僕は驚くべき結果を目の当たりした。
心拍数の記録が70を超えたのだ。
社会人に入り記憶の限りでは
心機能にてはじめての
“良好”の評価がつけられた。
「会社勤めが重荷になっていたのでは」
との意見が聞こえてきそうだが、
仕事内容は会社員時代と
殆ど変わらないし、
ビジネスパートナーも
何年も前から付き合いのある
方々ばかり。
住まいも変わらないし、
食生活も変わらない。
唯一変わったのが、睡眠時間。
ところで最近、
再び徐脈の傾向が。
なぜ気づいたかと言えば
常に腕に巻いているスマートウォッチが
心拍数を定期的に計測しているからだ。
加えて計測機能がパワーアップし
「深呼吸をしてください」との
表示が出るので、その通りにすると
心拍数は正常範囲で安定する。
呼吸…つまり自律神経が乱れることは
身体の調子を悪化させる
最も身近な要因の一つだし、
そんな自律神経と密接にかかわっている
睡眠は「仕事」や「ゲーム」に
優先されるべき生命活動であることは
言及するまでもないのだが、
それが出来ないから
多くの現代人は
頭を悩ませている、と。笑