新型ひまわりと人生 | ワクワク人生研究所所長 小未来のブログ

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そんな人生に一石を投じるべく、
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ワクワク人生研究所所長・兼実験室室長、小未来のブログ

新型ひまわりと人生

20161103



気象衛星「ひまわり9号」は

2日午後、種子島宇宙センターから

打ち上げられ、切り離しに成功。


その後も無事に通信を続けており、

11日頃に静止軌道に乗る予定だ。



▼25回連続

使用されたロケットは、

おなじみの国産ロケット

「H2A」。


今回の成功を含めると

25回目の連続成功となる。


今でこそ日本の宇宙開発技術は

その品質の高さを世界に示す

レベルにまで到達しつつあるが、


ここまでの道のりは

決して順風満帆ではなかった。


特に気象衛星がらみにおいては…



▼みらい

1999年11月。


それまで5年近く運用を続けていた

「ひまわり5号」の後継でもあった

運輸多目的衛星

「MTSAT-1」(愛称みらい)が

H2Aロケットの前身である

H2ロケットにより打ち上げられた。


ところが1段目のロケットが故障し、

制御不能に。


これ以上の運行は危険と判断し、

地上からの指令により爆破され

海中に没した。


2001年に打ち上げ予定の

同種ロケットは

当該失敗を機に制作を中断し

打ち上げを見合わせ、


以後、防水処理などを経て

「筑波宇宙センター」の敷地内に

屋外常設展示されている。



▼ひまわりの画像

僕は小さなころから

気象現象に人一倍興味を抱いていた。


空に浮かぶ雲を眺めては、

「なぜこんな形をしているのだろう」

といつまでも飽きることなく

その水蒸気の塊の行方を追う、


そんな子供だった。


ある日、

毎日届く新聞の隅に載っている

雲の写真がふと気になり始めた。


「ひまわり」の画像だ。


写真の下には小さく

「ひまわり3号」と書いてある。


僕はすかさず

「ひまわり3号」って何?

と親に聞いた。


そこで初めて知った。


宇宙空間に浮かんでいる

通信衛星の存在を。



▼新型ひまわりと人生

前述の「みらい」の

打ち上げが失敗したことで


当時現役だった

「ひまわり5号 (GMS-5)」は

想定外の長期運用を強いられた。


しかし設計寿命も大きく超え

これ以上の観測は困難とのことで


米国の気象衛星

「GOES-9」を借り受け

「ひまわり6号」の打ち上げまで

代替運用を行った。


因みにこの

「ひまわり6号」は

H2Aロケットの6号機での

打ち上げが予定されていたが、


「ひまわり6号」本体の制作遅れで

当該ロケットでの打ち上げは見送られた。


代わりに別の情報収集衛星が

搭載され宇宙を目指したが

ブースターの一部が切り離しできず、

止む無く指令で空中爆破、


31機ある打ち上げ済みH2Aで

唯一の打ち上げ失敗となった。


「ひまわり6号」の制作遅れがなければ

2回連続の気象衛星打ち上げ失敗、

ともなりかねなかったことを考えると


以後の日本の天気予報のあり方さえも

根底から覆されていたかも知れない

だけに、そのタイミングの絶妙さには

思わず息を飲まずにはいられない。