ダウン症候群と人生

生まれつき染色体に
異常があることで起きるダウン症。
今回、初の大規模アンケート調査で、
ダウン症のある人たちの
実情が見えてきた。
※NNN Newsより
▼およそ千人に一人
遺伝子疾患・染色体異常において
世界で最も発生頻度が高い、
と言われている
「ダウン症候群(ダウン症)」
23対ある染色体のうち
21番目の染色体が1本余分に
存在することで発症。
約800人から1000人
に1人の割合で生まれている、
とされ、
多くの場合、
知的な発達に遅れがあり、
ゆっくりと成長する。
▼人工中絶
2002年、世界における
人工妊娠中絶の文献レビューでは
イギリスとヨーロッパで
ダウン症と診断された妊婦のうち、
91-93%が妊娠を中絶した、
とのこと。
アメリカにおける同様の調査でも
3つの調査・研究機関において、
それぞれ95%、98%、87%、
との結果がでている。
(Wikipediaより)
こと日本においても
複数のウェブサイトを眺める限り
半分以上の確率で中絶を希望している
実情がわかる。
▼90%以上の人が「幸せ」
一方で、昨年
厚生労働省の研究班が行った
ダウン症の人たちを対象にした
アンケート結果によれば、
「毎日幸せに思うことが多い?」
の問いに対して
「はい」あるいは
「ほとんどそう」と答えた人の割合が
合わせて約92%。
さらに
「仕事をしていて、
満足な気持ちがありますか?」
との問いに対しても同じく
90%近くの人が、
「はい」「ほとんどそう」
と答えたと言う。
僕は思った。
10人中、9人が
今の生活にほぼ満足しているって
かなりすごいことではないかと。
▼ダウン症候群と人生
とはいえ、僕自身、
もしこれから産まれてくるかもしれない
わが子が、
ダウン症候群であることを告げられたら
その場で、即、
受け入れる自信は正直ない。
何より、ダウン症候群は
染色体異常であるため
現代の最先端医療において
実用化に至っている
根本的な治療方法はない。
一度選択したら、
一生涯にわたり向き合わないといけない。
そう考えた時、
今回の調査も踏まえ、改めて
人生における「幸せ」とは何か、
深く思いを巡らせずにはいられない。