相反する思い | ワクワク人生研究所所長 小未来のブログ

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「最近ワクワクしたのいつだっけ…」
そんな人生に一石を投じるべく、
日々、研究活動と思考実験に勤しむ
ワクワク人生研究所所長・兼実験室室長、小未来のブログ

相反する思い


20141002





午前中の授業が終わった。


僕はそのまま近くのコンビニで

適当におにぎりとパンを買って

次の教室へ直行した。


もう、

誰にも会いたくなかった。


誰とも顔を合わせたくなかった。





結局その日も

一言も“しゃべる”ことなく


帰宅の途についた。



その日の夜、

携帯が鳴った。



「あ゛」


思わず変な声がでた。


自分の口で何かをしゃべるのは

3日振りくらいだった。


喉がうまく振動しなかったのだろう。


電話の相手は

地元の友人だった。


「よう久しぶり」


相変わらずだった。


元気?という問いに

曖昧に相槌を打つや否や


友人はそのままずけずけと

本題に入っていった。



「よかったら

 一緒にやらない?」



音楽の誘いだった。


僕は、

またか…


と半ばうんざりするのを抑えつつも


詳細を一通り、聞いた。



そして結局…


来週の日曜日、

メンバーとの初顔合わせを

することになった。





出来ることなら、

断りたかった。


でも、

生来“断れない”性格であるのと、


その一方で


心のどこかで

“求める”自分が、いた。



僕は…


音楽に、

“夢中になりたかった”





当日。


駅前で待ち合わせをした友人と合流し

そのまま向かいの

ファストフード店に入った。


「でさ、実は

 今日、ヴォーカルの子と

 会うことになってるんだ。」


ヴォーカルの子?


「もし話が合えば、

 その子と一緒にやろうと

 思ってるんだけど。」


何だそれ?聞いてないぞ。



「あ、


 まだ確定

 っていうわけじゃないからさ。」



いや、確定もなにも、

そういうことは先に言ってよ。



まあまあ、と

その友人は不服そうな僕を宥めた。



友人の携帯が鳴った。


「あ、

 向かいのお店の2階に来て。」



到着したようだ。


数分後、


飲み物のセットをお盆に乗せて


もう一人のメンバーと

そのヴォーカルの子が、


僕らの目の前に姿を現した。


「はじめまして」


年のわりに受け答えのはっきりした子

そんな印象だった。