ボギャアアアアアアアアアア!!
(空中で大咆哮をあげる黒角竜アモンが神々しいマゼンダの雷光を纏う)
アジャリナ「魔王様!!」ボギャアアアアアア!!(赤紫に照らされながら棘竜の頭の上で跪く)

ゲルハルト「ニャ・・・」ファオオオオオオオ(黒角竜の頭の上に立つ彼の全身をセレスティアルなオーラが包み込んでいく)
イェル・ミナ「なに・・この不思議な力は・・」ファオオオオオオオ(彼女もまたセイクリッドな光束に包まれていく)
ファオオオオオオン!!
バリリリリリリリリ!!
(龍属性エネルギーを帯びた超越的なライトニングを迸らせる黒魔王が翼を大きく広げると怒りに満ちた龍脈が樹木の枝々のように天に向かって伸びていく)

アモン「地獄に堕ちろ。ヴァル・ザ・ドーク」ファオオオオオオ!!
ドギューーーーーーーーン!!
(煙をあげて落下していく超級サイズの屍套龍目掛け、ゲルハルトとイェル・ミナを乗せた黒角竜が流星のように輝きながら、その一対の雄々しい黒巻き角をもって突撃を仕掛けていく)
クク「ひいいいいい
ゴオオオオオオオオオオ!!
(太陽フレアのようにマゼンダの雷光を滾らせたアモンが屍套龍から激しく放出されてくる瘴気の層を大気圏突入のように二本の角で貫いていく)
キャアアアアアアアア!!
(腐敗しきった瘴気が力を振り絞り、阿鼻叫喚のアボニアとエッカルトを象りながら黒角竜の頭頂部に立つ我が子に向かって救済を懇願する手を差し伸べてくる)
ゲルハルト「!!」スワアアアアアア!!(幻像が纏わりついてくる)
アモン「惑わされるな!!」ビュオオオオオオ!!
ゲルハルト「谷に希望を・・・死ね!!ヴァル・ザ・ドぉおおおおおおク!!!!」ギュウウウウウウン!!(瘴気の幻像を突き破っていく)
ズシャーーーーーーン
(斜めに急飛行してきた黒角竜が聖槍と化した二本の角をもって超級サイズの屍套龍の首を刎ねる)
イェル・ミナ「報いを受けなさい!!」
ブワッ(マゼンダの軌跡を描きながら突き抜けていくアモンの背中から光に包まれたイェル・ミナが龍属性エネルギーを帯びた操虫棍を振り上げながら、穢れた鮮血を噴き上げ落ちていく屍套龍の大きな頭部に向かって颯爽と舞踏跳躍していく)
イェル・ミナ「谷に希望を!!」フォオオオオオオオ!!
ズゴオオオオオオン!!
(屍套龍の眉間に懇親の降竜による神罰の如く重撃が)
ギャアアアアアアアアアア
(鬼哭のスクリームがフィールドに轟く)
「あたちのモンハン日記」
Anthem of a Dying lights
ボ・ボ・ボ・ボ・ボ・ボ・ボ・・!!
(首から上が欠けた超級サイズの屍套龍の胴体が切断面から激しい古龍の血を煙のように噴き上げながら、同じく眉間から黒血を垂れ流す頭部と共に落下してくる)
バドゥワー「落ちてくるぞ!!」ボ・ボ・ボ・ボ・・!

純平「ゲネッタ!!みんなを引っ張って遠くに逃げるんだ!!」
ヒュオオオオオオオオ・・・
パキャーーーーーーン・・・
(仰向けのまま大の字に落下していくイェル・ミナを包み込む光が役目を終えたかのように弾け飛ぶ)
イェル・ミナ「ねぇ、クク。これで少しは谷に恩返しが出来たかしら?」ヒュオオオオオオ
クク「ええ。彼と一緒にね」
ゲルハルト「イェル・ミナぁああああ!!」ビュオオオオオオ!!(飛行してくる同じく元の姿に戻った黒角竜の頭の上に両膝をついて座りながら右猫手を差し伸べてくる)
イェル・ミナ「ほら。親子揃って、かわいい肉球」ふふ・・
たしっ
バッ
イェル・ミナ「ほんと、お父さんとお母さんと同じ、きれいな毛並みね」ふふ
ゲルハルト「ファッキャ(言ってろ)」ふん
クク「見て。地上に激突するわよ」
ボ・ボ・ボ・ボ・ボ・ボ・・・・
ドシャアアアアアア・・・・・ン
(禍々しい黒煙をあげる屍套龍の胴体と頭部が共に骨骨しい大地へ衝突していく)

ゾンゲ「みんな伏せろ!!」バッ(衝突地点に背を向け、アグダ・マズラー達を抱きしめるように両腕の中に包み込む)
フオオオオオオオオオン!!
(爆風がタイクンザムザの背中を突き抜けていく)
ゾンゲ「ふ~~~~~~」(あのねじれた右腕でデコらへんを)
歴戦のボーン戦士「お前の貢献は、8つの義憤に値する」パン(ザムザの口から飛び出ている座挫見健一の顔の頬を軽く)
ゾンゲ「・・・・・・・」ぽりぽり
ブワッサブワッサ
(一同のもとにいつもの姿、いつもの猫背で舞い降りてくるハーフ・ドラゴン)
テグゾ・テッサ「お手柄だったね」ブワッサブワッサ(真顔で蛇のようなベロを出しながら)
ゾンゲ「ザムな。だが、励起状態の雷属性エネルギーを少々帯電させ過ぎた。残念だが、しばらくは戦線離脱だな」プシュ~~~~
コオオオオオオオオ・・・・・・
(超級サイズの屍套龍の胴体と頭部が落下した地点から凄まじい塵芥が)
歴戦のボーン戦士「やったのか?」
テグゾ・テッサ「ああ・・たぶんね・・・・・・!?」
カッ
(地平線の向こう側から閃光が走る)
ドルーーーーーーーーーーーン!!
(王墓より放たれてきた電光石火のエレメンタルビームが屍套龍の胴体と頭部を貫いていく)
ゾンゲ「まさか!?」ソウーーーーーーン・・・・(雷光の軌跡を描きながら消えていくエレメンタルビーム)
バリバリバリバリバリバリバリ
(遺骸に淀んだプラズマが走る)
テグゾ・テッサ「・・・・・・」ザッ(ゾンゲ達を庇うようにターゲットを睨む)
バリバリ・・・バリバリバリ・・・・
バショオオオオオオ・・・・・ン
(黒焦げになった胴体と頭部の遺骸はしばらく放電をみせた後、昇華するように破裂してしまう)
ゾンゲ「ホッ・・・ビビらせよって」ふ~~~(デコらへんを)
テグゾ・テッサ「待って」
ゾルルルルルルルルルルル
(宙を舞う塵芥が意思を持つかのように上空に集結していく)
歴戦のボーン戦士「嘘だろ・・!」ザッ(仲間と共に再び武器を構える)
テグゾ・テッサ「・・・・・・・・・」(邪眼で上空を睨みあげる)
ゾルルルルルルルルルルル
(空中でひとかたまりになって浮いている黒い塵芥が何やら恨めしそうに蠢き合っている)
ゾンゲ「何が起きてるんだ?」ゾルルルルルルル
テグゾ・テッサ「大丈夫。不純物はすべて抜けているみたいだし、龍封力も効いているから、今はただの「もえないゴミ」と同じかな。龍体化することも、もう二度と出来ないから、悪さも出来やしないね」
ゾルルルルルルルルルルル
テグゾ・テッサ「これで・・終わりだと思うな・・?ハン。今のあんたに何が出来るってのさ?」
ゾウーーーーーーーーーーン
(黒い塵芥は逃げるように一斉に飛び去っていく)
ゾンゲ「おい。あの方向は」
テグゾ・テッサ「王墓だね」やれやれ
ドスンドスンドスン・・ゴトゴトゴト・・
(黒角竜を先頭に棘竜、千刃竜、重甲虫と徹甲虫がチャリオット部隊を引っ張りながらこちらへ向かってくる)
純平「ゾンゲ。何が起きたのか説明しろ。それから、その素敵な彼女を紹介してくれ」のしんのしん(重甲虫の上であぐらをかきながら)
テグゾ・テッサ「あたしはテッサ。テグゾ・テッサ。あんた達、カーブーや王妃様の仲間だろ?だったら、あたしは味方」やれやれ
ゲルハルト「ニャ~ブ~?(カーブーだと?)」
イェル・ミナ「やっぱり。どうもあやしいと思ってたの。あなたが力を貸したのね?テグゾ・テッサ」
テグゾ・テッサ「まぁね。でも討伐に成功したのは、ミューズ・ネロだけだよ。ディ・ガルシャーもあと少しのところで逃がしちゃったし」やれやれ
純平「じゃあ、ヴァル・ザ・ドークも・・」きょろきょろ
テグゾ・テッサ「二度と戦うことは出来ないだろうけど、彷徨う亡霊ってところかな。それも、彼のおかげ」(彼女がゾンゲを見ると、「ザムザム♪」とねじれた右腕でデコらへんを)

カレン「あんた、何者なんだい?」
テグゾ・テッサ「黒の契約を受けしもの。で、それの裏切り者」やれやれ
アジャリナ「邪龍様との約束、破ったか?」
テグゾ・テッサ「正解。あんた達のご先祖ともオトモダチだったんだよ」あいや~・・(とアジャリナが乗っかっているドムの頭の上から彼と目を合わせながら)
純平「ちょっと待て。そうすると君の年齢は・・」
テグゾ・テッサ「勝手に妄想すれば?それより、あんたも訳ありみたいだね。あたしの邪眼はごまかせないよ」じーーー
純平「・・・・ともあれ感謝する」そそそ(多殻重砲の後ろに隠れる)

ブレイドキック「ヴァル・ザ・ドークはどこに行ったの?」
テグゾ・テッサ「間違いなく王墓だろうね。告げ口に言ったのさ。哀れだね。ハハッ」
アモン「王墓にマモーナスがいるということだな?黒の契約を受けしもの」
テグゾ・テッサ「ああ。黒魔王様。あんたに会えて光栄だよ」ひらり

アル助「で、これからどうすんだ?」ブブブブブ

ゲネッタ「カイルス達を探さないと」きょろきょろ
純平「君も来るんだろ?テグゾ・テッサ」(ヘビィの後ろからこそこそと)
テグゾ・テッサ「ここでの目的は達成したからね。ドスパパヴェルだけ採取して、一旦、引き上げるよ」
イェル・ミナ「拠点があるの?」
テグゾ・テッサ「まぁね」ぽりぽり(少し恥ずかしそうに)
純平「そこで暮らしているのか?」こそっと
テグゾ・テッサ「眠ってたんだよ。長い間。あんたら、ヤマちゃんのこと知ってんだろ?ヤマちゃんが起こしてくれたのさ」
純平「ヤマ・・・?」はて・・
アル助「よくわかんねぇけど、一緒に来いよ。あんたがいれば百人力だ。構わないよな、バドゥワー」ブブブブブ
バドゥワー「ああ。仲間を助けてくれたみたいだしな」(隣で頷く歴戦のボーン戦士達)
テグゾ・テッサ「気持ちだけ受け取っておくよ。ありがとう」
歴戦のボーン戦士「ドスパパヴェルを採取すると言っていたが、何に使うんだ?」
ゾンゲ「わかったぞ。あの龍封弾はドスパパヴェルを調合素材として使っているんだな?」
テグゾ・テッサ「またまた正解。ラ・エメシスには、いろんな形のドスパパヴェルが咲いていて、各地の環境に合わせた特性をもっているんだ」
ゾンゲ「王墓から発射されているというエレメンタルビームが栄養源だそうだ。そして、そのエネルギーと一緒に邪龍の龍粉・・・ダークエレメントと呼ばれる元素エネルギーも栄養素のひとつだという」
純平「ダークエレメント・・・テッサ。マモーナスをどうして裏切ったんだ?」
テグゾ・テッサ「人間に戻るため。だからあんた達に力を貸してる」
アジャリナ「呪い・・・」
純平「・・君には聞きたいことが山程・・」
ヒョオオオオオオオオ・・・・
(空を舞っていく黒い飛竜)
イェル・ミナ「あれは・・」
純平「UNKNOWN・・」
テグゾ・テッサ「ほら。やっぱり次は王墓に行けってさ」ヒュオオオオオ・・・(遥か上空に消えていく黒い飛竜)
純平「あいつを知っているのか?」
テグゾ・テッサ「あいつの背後にいる連中が今回のクライアント。ハンターズギルドだっけ?それ」やれやれ
純平「・・・テッサ。やっぱり一緒に来てくれ」
テグゾ・テッサ「あんた、目つきが、あのニッキーってのとそっくり。あたしはいつでも素直だよ。あんた達と違ってね」ブワッサブワッサ(垂直に飛んでいく)
純平「次は王墓に行けば君に会えるのか!?」ブワッサブワッサ
テグゾ・テッサ「ああ。カーブーもシオンも、ナイトクルーガーや赤いネコのコンビ、それからビーとボニー、バステトのママ、そして蒼い髪のあの子にもね」ブワッサブワッサ
純平「どうすればUBUは目覚めるんだ!?」ブワッサブワッサ
テグゾ・テッサ「あんた達、みんなの思い」ブワッサブワッサ
純平「最後に!!王墓からエレメンタルを放射しているのはマモーナスなのか!?」ブワッサブワッサ
テグゾ・テッサ「メフィスト・フェリン。五冥神の一頭で、桁違いのドラゴンだよ。今回みたいには、いかないから覚悟しておきな」ブワッサブワッサ
純平「メフィスト・フェリン・・・・」
テグゾ・テッサ「あはははは。そんな顔してると、マモーナスの餌にされるよ。またねぇ~」ブワッ
純平「おい・・!」
ビュオオオオオオオ
(一気に羽ばたいていくテッサ)
テグゾ・テッサ「思い思い・・・・って・・そっか。だからヤマちゃんは帰ってきたのか」ちら・・
ビュオオオオオオオ
(骨骨しい大地からこちらを見上げている黒角竜一行。最終形態のタイクンザムザがちいちゃく手を振っている)
テグゾ・テッサ「各地を回って、あの子が閉じこもる理由がよく分かった。あんな頼もしい子達を目の前で失いたくないもんね」ヒュオオオオオオ
ドガーーーン・・ボガアアアアン・・
(別のエリアから激しい戦闘音が)
テグゾ・テッサ「けど、生きてる限り、戦いは続く。ヴェズ・デヴの攻防はたくさんの生命が散るだろうさ。薔薇色の回想から目覚めた時、あんたを覚えているものがどれだけいるか・・・・あたしは知ったこっちゃないけどね」
ビュオオオオオオオ
(穢れた空気を振り払うように勢いに乗って羽ばたいていくハーフ・ドラゴン)
ラ・エメシス西部制圧
テッサの復讐と救済の旅は王墓へ
To Be Continued
みんなの激アツ一票でしっかり応援してくれよな!

次回「あたちのモンハン日記/Anthem of a Dying lights」
第400話 「そのとおり。つけたとてだ」の巻
6/4(木)0時更新予定
西部制圧編は、まだちょっとだけ続くぞ。そしたらば!次回も見よう!!読も見よう!!
■あたちのモンハン日記てなぁに?
■あたモン目次録