~アヤ東部、パパグラーナ、練兵場....

せりゃ~っ!!セイッ!!せりゃ~っ!!セイッ!!
(防壁沿いの芝生な練兵場にて、気品漂う白銀の重鎧を装着した騎士団二番隊による銃槍歩兵隊と、てやてやのアメザリシリーズを装着した狩人達(各自、アメザリクロウ、アメザリボウガン、アメザリ刀を構えながら)が、四角い陣形を組みながら互いに向き合い、相変わらず張り合っているのだが、以前のように騎士団の圧倒的優勢な展開にあらず、アメザリ部隊も後退することなく、辛抱強く耐え凌いでいる)

せりゃ~っ!!せりゃ~っ!!(アメザリ部隊のその掛け声は、以前のような「甲高い周波数」にあらず、なんなら気組すら伝わってくる「そこそこ野太い声量」に変わっており、各自の肉体もまた、以前のような「ほそさ」は少しまだ見られるものの、その動きは着々とハンターらしい立ち振舞を見せてきている)

カッツェ「ほぉ~~!今日はまた一段と踏ん張ってるな!」セイッ!セイッ!(ローゼンクロイツのエンブレムが刻まれた白銀のシンプル槍形状のガンランスを突き出すニ番隊の中央で)

こちぃ~~んハッ(遠くからアメザリクロウが飛んできてカッツェの自慢のポンパドゥールに当たる)

カッツェ「いてぇ!!武器を投げるなんて自殺行為だぞ!!それに髪の毛が切れたらどうすんだ!!」ぷんすか(髪をボサボサにさせながら)

クスクスクス(レイア装備等でお馴染みの、鳥かごみたいに「まあるく」膨らんだ「パニエタイプ」の気品ある腰当てを着用した女子騎士達が)

カッツェ「あったまきた・・・二番隊!!重撃ぃ~~!!」


のしんのしんのしんのしん!!
うわぁ~~~~~~・・・・

(のっしり重厚に進軍してきた二番隊に次々と轢かれていくアメザリ部隊)


カッツェ「ハッハァ~~!!まだまだだな!!貴君らには、まだまだ深みと重みが足りんのだよ!!」かんらからから

こちぃ~~んハッ(再びアメザリクロウが。ノックダウンのカッツェ副隊長。女子達がクスクス笑う)


はっはっはっはっはっ(そんなカッツェの上を踏んでいくルカ)


キーン・・キーン・・(そのままルカは練兵場の端っこにて、軽装をしたデヴィマッツォに剣の稽古をつけているイズチシリーズなフェットチーネのもとにとぼとぼ歩いていく)

フェットチーネ「いいぞ!少しは様になってきたか!?」フォッ!!(左手に握るグークガンマ・シミター【千夜星降るグークの夢物語】を振りかざす)

デヴィマッツォ「クッ!」ずでぇ~~ん(その一撃を刀身でガードするも耐えきれず)

はっはっはっはっはっ
ぺろぺろ

(倒れたデヴィマッツォにルカが近寄っていき、顔を舐めてあげる)

フェットチーネ「ほら。ルカも褒めてくれてるぜ?」はっはっはっはっはっ

デヴィマッツォ「いやいや・・まだまだです。でも、ありがとう」なでなで

フェットチーネ「そりゃ当たり前だろ。修羅場を何度もくぐり抜けて身につく経験則だって必要なんだ。ってことは、いよいよ本気で軍を率いていく気になったってことか?」たんたん(シミターの刀身で肩を)

デヴィマッツォ「・・・・・・・・」(左手の薬指にはめている指輪を見つめる)

フェットチーネ「・・・・・・・・」ちら・・


・・・・・・・・・・・・
(木柵の向こう側より少し身を乗り出しながらこちらを静観している黒衣の女性の姿が)


タッ・・(コズマはフェットチーネの視線に気づくと、そそくさと小走りに居住区の方へ去っていく)

フェットチーネ「フッ・・・早く決断しろとは言わねぇが、生きているうちに答えを出してやるんだな」スッ(手を差し伸べる)

デヴィマッツォ「・・彼女は・・スカルリーナは強い人です。私も、もっと強くならなければ・・」タシッ(彼女の手を掴む)

グイッ(フェットチーネはデヴィマッツォの手を体ごと軽々持ち上げて彼を立たせる)

フェットチーネ「二兎追うものは一兎も得ず。狩人社会の常識だ。よく覚えておきな」

デヴィマッツォ「・・・・・・・」

フェットチーネ「なんてな。ニ頭狩猟もよくある。それ以上の連続クエストもな」やれやれ

デヴィマッツォ「そういう場合はどうするのですか?」

フェットチーネ「ハンターにもよるが、まずは一番近くにいるやつを仕留めるのが手っ取り早いわな」ちら・・


はっはっはっはっはっ
(おすわりしているルカもまた、去っていくコズマの後ろ姿をじっと見つめている)


フェットチーネ「だが、クエストを達成させるためには、飯もたくさん食うことだ」ぽん(デヴィマッツォの肩に手を)

デヴィマッツォ「・・・はい」にこっ



カツカツカツカツ・・(人通りのない石造りな居住区の細道を抜けていくコズマ)


??「金出しなぁ~!」

コズマ「え・・」


ばびょ~~~~~ん!!
(人んちの屋根の上から飛び降りてくるディオマリアシスターズとギルドエースなブロンドヘアの男)


ゾフィ「キャハハハハ!驚いたけ?」クスクス(と笑う姉の肩に腕を乗せながら)

コズマ「はぁ・・・あとをつけていたのですか?」


肉まん君「竜信者狩りが流行っているらしいからな・・冗談。あんたが練兵場から歩いてくるのを見つけただけだ」やれやれ


ユーリィ「・・ほんとの・・ボディガードは・・あっち・・」(指差す)


ちらちら・・(ひとんちの陰から時折、おそろしい鮮血のチャチャブーフェイクが)


コズマ「自分の身は自分で守ります」

ゾフィ「だな。てめぇの女くれぇ、てめぇで守れっての。なっさけねぇ」ブッ(つば吐いた。それもひとんちに向かって)

肉まん君「そうなれるよう、稽古をつけてもらっているんだろ?」

コズマ「そうしたいのは、王妃様に対してでしょうが、彼が本当に命を懸けているとは思えません」やれやれ

ゾフィ「どういう意味だ?」ほじほじ(今度は鼻をほじりながら。当然スクリュー方式で)

コズマ「そうしていた、という事実だけ作りたいのでしょう。いつ王妃様がパパグラーナに凱旋されても良いように」やれやれ

ユーリィ「・・お酒を・・飲みたくなる気持ちも・・分かる・・」やれやれ

コズマ「先日は、お見苦しいところをお見せしてしまい、大変申し訳ありませんでした。普段、お酒を飲まないもので・・」

ゾフィ「それであれなら大したもんだ。サザンゴッドじゃ、当たり前の光景だし、俺達は何も思っちゃいえねぇよ」ずごごごご(すんごい鼻をすする)

ユーリィ「・・殺人が起きなくて・・残念・・」イヒヒヒヒヒ

コズマ「お気遣いありがとうございます」にこっ

ゾフィ「それはこっちに言ってやんな。なぁ、ニッキー」イヒヒヒヒヒ

肉まん君「はぁ・・俺も、あいつも気にしちゃいないよ。むしろ、そういう一面をグランドマスターに見せてやるべきだ」

コズマ「フフ。カーブーさんは?」

ゾフィ「あいつなら酒場で・・」

肉まん君「飯でも食いたいって言ってたな。あんたは?」

コズマ「これから龍堂に」

ゾフィ「気をつけろよ。どこにコズンダの手下がいるか分かったもんじゃねぇからな」

肉まん君「おい。表向きは、まだ俺達はあいつの傭兵扱いなんだぞ?ドボルヘルムもな」やれやれ

ゾフィ「へいへい。バランスが大事だっていうんだろ?な?男って、本当につまんねぇよな」こそっ(とコズマに)

コズマ「フフ。皆様方のおかげで、パパグラーナは中立を保てています。それでは」へこり


・・・・・・・・・・
(居住区の石床を歩いていく黒衣のコズマ)


ゾフィ「なんでドボルヘルムのこと教えてやんねぇんだ?」

肉まん君「無銭飲食が理由で働かされてるなんて彼女に伝えてみろ?自分のせいだと責任を感じてしまう」

ユーリィ「・・フッ・・色男・・ってか・・?」ケケケケケ

肉まん君「ほざいてろ。それより贋金の問題の方が気になる」カツカツカツ(コズマとは反対の道に向かって歩き出す彼についていくシスターズ)

ゾフィ「コズンダの野郎か?」

肉まん君「東部だけにあらず、アヤ大陸一の市場と経済力を誇るパパグラーナを贋金で混乱させることができれば、パパグラーナに流通する通貨の信頼が一瞬にして失われる。同時に、市場に出回る通貨の総量が増えれば、貨幣価値が下がってしまい、物価上昇を引き起こす可能性もある。そうなるよう裏で仕掛け奴が、本物のゼニーを独占すれば?」

ユーリィ「・・バランスの・・崩壊・・」

肉まん君「そうなれば、今のような自由交易も行われなくなる。つまり、取引自体が阻害されるということだ。このことで一番、打撃を受けるのは、復興作業に勤しんでいる首都だろうな」やれやれ

ゾフィ「パン屋を爆破させたのを後悔しろって?俺達はコズンダの命令でやっただけだ・・って、ほらみろ。やっぱりコズンダの仕業じゃねぇか」

ユーリィ「・・とも・・いえない・・」

肉まん君「ああ。パパグラーナの経済がストップすれば、アヤ全土にも一時的な物価上昇が起こるだろう。その経済的混乱が社会全体の不安や不信感につながり、治安も悪化していく。グランデギルドの信用もガタ落ちだ。つまり誰の責任になる?」

ゾフィ「・・・剣の稽古なんてしてる場合じゃねぇ・・」

肉まん君「そのすきを狙っているのかもしれないな。パパグラーナに経済的打撃を与え、ギルドを弱体化させ、グランドマスターにすべての責任を負わせることで得をするのは一体誰なのか・・・」

ユーリィ「・・裏切りもの・・」

肉まん君「ああ。面白くなってきたな」にや





ズウィーーーーン!!
ゴウィーーーーン!!
ガシャアアアアアン!!
「あたちのモンハン日記」

Anthem of a Dying lights








ガンガン!!
(酒場のテーブルに叩きつけられる法廷小槌を握った白猫のお手)


ハイモ「静粛に静粛に」ガンガンガンガンガン!!(裁判官みたいな帽子をかぶった彼が開店前と思われる、客の姿が見えないいつもの酒場内のテーブルに腰を下ろしながら)

チチョ・シャンティ「私が何をしたという!馬鹿らしい」ふん(その対面にふんぞり返って座っている彼の横で監視しているミツネネコニャークの姿も)


さっさっさっさ・・ちらちら・・(店内をほうきで掃除しながら、詰問しているテーブルを気にするチュニック姿のドボルヘルムの男)

あたちのモンハン日記
カーブー「・・・・・・・」ちらちら・・すっすっ(ほうきを適当にやりながら)

配膳アイルー「こりゃ!サボってないで、ちゃんと仕事するニャ!」すんませんすアセアセ


ハイモ「もう一度、聞くミャ。行商人とは、なんの話を?」じーーーーっ

チチョ・シャンティ「何度言えば分かる!ただの商談だ!」ぷんすか(興奮して立ち上がろうとする彼を抑えるミツネネコ)


ニャーク「静粛に」


カーブー「いいぞ・・ニャーク」すっすっ


ハイモ「では話題を変えようミャ。そんな「ただの取り引き相手」が、なぜ集落もない北東に行くことがあるミャ?」じーーーーっ

チチョ・シャンティ「しらん。それに、獣人相手に人が商談を持ちかけることなど、お前らの大陸でもあたり前のことだろう?彼らがいちいちどこに行くかなんて私は知らん」ふんっ(鼻をほじる。もちろんスクリュー方式で)


ガンガンガンガンガン!!
(白猫のモフ猫手によって机に叩きつけられる法廷小槌。びっくりしたチチョは鼻の穴に入れている指を奥に突き刺してしまう)


ハイモ「取り引きはなにを?」じーーーーーっ

チチョ・シャンティ「鉱石だ」けほっけほっ

ハイモ「証拠品をここに」

チチョ・シャンティ「ほれ。これでいいか」どんっ(小袋を)


スッ
つかつかつかつか
(小袋を手にしたニャークがハイモに)


ごにょごにょごにょごにょ・・
(ひそひそ話をする白猫とミツネネコ。とてもかわいらしい)


カーブー「ひっぱたいて白状させろ・・!」

ゴッ!!(そんな彼の無防備なみぞおちに配膳アイルーの鋭いアッパーが「働け」と)


ハイモ「確かに。この袋は、先日、行商人から手渡されたものに違いないミャ?」

チチョ・シャンティ「そう言っとる」ほじほじ

ニャーク「このあたりにしては、珍しい鉱石も混ざっているようだが?」(小袋の中身を確認しながら)

チチョ・シャンティ「そりゃそうだろ。相手はアヤ全土を回っている行商人なんだからな。ラ・エメシスの東部から危険が消え去った今、侵入するトレジャーハンターがいてもおかしくはない。我らが管理するパパグラーナ渡船組合だって、ラ・エメシスの南部にトレジャーを送っている。お前らの大陸だって、希少な鉱石を集めているだろう?もういいか?」


ガンガンガンガンガンガンガンガン!!!!
(ものすごい勢いで法廷小槌を机に叩きつけるハイモ)


ハイモ「最後に!贋金が流通していることはご存知で!?」むっ!(よく見ると肉球マーク入りの「法定ネコ小槌」を向ける)

チチョ・シャンティ「贋金?古来より使われる手段だ。大昔の贋金でも引き当てたか?」ほじほじ


ガンガンガンガンガンガンガンガン!!!!
(びっくりしてほじる指が再び奥に入るチチョ)


ハイモ「静粛に!!静粛に!!静粛に!!静粛に!!静粛にぃ~~~っ!!」(よほど悔しいのだろう)


ガチャ(そんな彼の主が店内に)


カッツェ「あ、いたいた」カツカツカツ

配膳アイルー「すみませんニャ。まだオープン前でして」

カッツェ「連れて帰るよ。ハイモ、いくぞ。緊急会議だ」フゥ~フゥ~(興奮冷めやらぬ愛オトモ)

ハイモ「会議?」フゥ~フゥ~(興奮しながら)

カッツェ「首都より、新聞が届いた」ポスッ(テーブルにそれを)

ハイモ「どれどれ・・」(ニャークと共に猫顔を寄せ合いながら新聞を。とてもかわいらしい)

ニャーク「スカルリーナ軍、ラ・エメシス北部を制圧」

ハイモ「不変の徳操は、アヤの解放を目指し、市民の自由を求める・・・・クルセイダーズが・・」ちら・・


うう・・(片膝をつきながらみぞおちをおさえているドボルヘルムの男)


カッツェ「またしても先をいかれたな」

ハイモ「さすがは龍之鉄平殿」みゅううう・・

チチョ・シャンティ「私の姪を褒めろ。これでまた情勢が変わる。ここにそれが届いたってことは、直にアヤ全域にも、その知らせが広まるはずだ」ふんっ

カッツェ「ってことで、ラインハルト公が待ってる。シャンティさんもどうです?」スッ(新聞を取る)

チチョ・シャンティ「悪いが仕事が山程残っている。姪の起こした行動に触発された市民が我らにも軍を送れと要求を強めてくる可能性がある。警備は任せたぞ」よいしょっとな・・(と席を立つ)

ハイモ「チチョ殿、たいへん失礼いたしまたミャ」イッイッ(と手を払いながら店をあとにするチチョ)

カッツェ「俺達も行こう。君も来てくれたら助かる」

ニャーク「わかった」てこてこてこ(カッツェ、ハイモと共に出ていく)

カーブー「え!?俺は!?」


ずるん!!
(行こうとしたカーブーの背後からダイブしてきた配膳アイルーが彼のズボンを下ろし、パンイチ状態にさせながらストップに成功)


ずでぇ~~~~~~んうずまきハッ
(そのままパンイチ状態のまま、前のめりに倒れ、ドボルヘルムな顎を床に叩きつけるカーブー。背後の配膳アイルーもまた、ズボンを脱がせた勢いがあまり、そんな彼の背中にダイブしてくる。がんばれ)


To Be Continued






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次回「あたちのモンハン日記/Anthem of a Dying lights」

第377話 「テグゾ・テッサ/PART23」の巻
3/9(月)0時更新予定

だミャ。作者は花粉症で目がしぱしぱしているミャ。みんなも体調管理とか気をつけてミャ。そんだらば!次回も見よう!!読も見ようミャ!!ガンガンガンガンガン!!

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