へぇ・・ひいこら・・へぇへぇ・・
(と穢れた溶岩台地の宙を翼の生えた猫背で飛んでいくハーフ・ドラゴン)
テグゾ・テッサ「ひぃ・・やっぱり久々に力を出すと疲れるね・・」バッサバッサ
カッ
(少し離れたエリアの上空が恒星のように輝く)
テグゾ・テッサ「はい?」カーーーーー(光に包まれていく)
ドガアアアアアアン!!
(大爆発と同時に「宙を転がりながら」爆風によって後方へ連れ去られていくテッサ)
「あたちのモンハン日記」
Anthem of a Dying lights
ボボボボボボボボボボボ!!
(龍属性を帯びた火砕流のような火山ガスが混ざり合う爆炎の中を垂直に飛んでいく銀火竜を先頭に同じく真上に向かって飛んでいくつがいの眠鳥)
スカルリーナ「クッ!!」ボボボボボボボボボ!!(垂直に飛ぶ銀火竜の背中に立ち上がりながら必死にしがみつく王妃の隣で同じく張り付いている白きガルクが彼女の纏うロングコートの後ろ襟を噛んで必死に落とされまいと持ち上げる)

カーラ・スノウ「しっかり!!」ボボボボボボボボ!!

スリー「がんばってぇえええ!!」パキパキパキパキ!!(パパノックの背中に抱きつくように掴まっている彼女の腰に同じくしがみついている泥吉を顧みながら、全身より冷気を放出させる)
ア~~~~~~~~ッ!!
(奮起の咆哮をあげ、みるみるうちに冷気に包まれていくパパノックと肩を寄せ合うように飛んでいくママノックの体も凍てつくオーラに包まれていく)
ウル「あちちちちちち!!って、今度はちべたぁ~~い
バウウウウウウウウウン!!
(空を覆い尽くす黒い爆炎から抜け出し、青空広がる大気層へと飛び出してくる銀火竜と眠鳥夫妻)

サンダーソニック「無事か?」ブワッサブワッサ(体を水平にさせながら長い首を背中の方へ向ける)
スカルリーナ「ええ・・スリー!?」ブワッサブワッサ(銀火竜の背中に座ったまま慌てて周囲を確認する)
スリー「こっちも平気。あなた達のおかげよ」ブワッサブワッサ(同じく宙を舞うパパノックの背中に跨りながら彼の鮮やかな鬣を撫でる彼女の後ろでは泥吉が安堵のため息をついている)

泥吉「ふぅ・・・また、えらい高いところまで来やしたね」きょろきょろ
ウル「えっくし!!さんむいっチャ・・・って、レオを置いてけぼりにしちまったっチャ!!」バッ(冷気を帯びたママノックの背中にまるまりながら掴まっていたからだろう、しもやけによって頬やでこが真っ赤になっている顔面で下を覗き込む)
ボボボボボボボボボ
バシュバシュッ・・!!
(下に広がっているはずの溶岩台地というフィールド全域が龍属性エネルギーを迸らせた高密度の赤黒い不気味な黒煙にまんべんなく包みこまれてしまっている)
バシュバシュッ!!バシュバシュバシュッ!!
(龍属性の火花走る赤黒いガスに覆われた溶岩台地に亀のように首を縮こませながら身を固めている巨大な覇竜。と、そんな覇竜の頭の上に同じく亀の甲羅のような2つのザザミネコスーツがちんまりと)
にょっ(そんなザザミネコスーツから四本の手足、そしてザザミネコマスクの頭部が飛び出てくる)

鉄平「さすが信長素材のザザミネコシリーズだぜ。抜群の爆破耐性だ」パンパン(一也と共に立ち上がり、スーツを払う)

一也「みんなは?」ぬっ(下を覗き込む)
ゴロゴロゴロゴロゴロ・・・・こちん
(爆風の余韻でだろうか、荒野を転がっている草のようにうつ伏せ棒状態で溶岩台地を転がっていく赤衣のギルドナイトが覇竜の手前の右足に「頭から」ぶつかってやっと止まる)
アム・インファーナル「皆、無事か?」ぬっ(縮こまらせていた首を戻しながら)
ひい・・ひい・・(覇竜という巨大な「車体の下」から這いつくばって外に出てくるアロイ兵士とネコ達)
ヘメスコ「生きているのが不思議なくらい・・」ニャ~ニャ(と頷く山猫を頭に乗せながら)
タボスコ「これでまた武勇伝が増えたな・・」ニャ~ニャ
ゲゼスコ「誠に大賢覇竜様のおかげです・・」ニャ~ニャ
ファオオオオオオオン!
(背中に鋼鉄のでっぷりグークを乗せた星竜が煌めく星羽蝶からなる翼を羽ばたかせながら覇竜の目の前に着地してくる)

スターマイン「元気そうね、おじいちゃん」ドスン
ファンクーン「皆さんもご無事で」ひい・・ひい・・(次々と車体の下から這い出てくる兵士とネコ達)
むにっ(覇竜のお腹に押しつぶされながら外にやっとこ出てくる雷狼竜のエージェント)

アイオロス「潰れるかと思った・・」はぁ・・
ナイトクルーガー「ちったぁ~俺達(虫達)の気持ちが分かったか?」ふかぁ~(一人だけ余裕綽々にほそっこい脚を組みながら虫用葉巻を)
アイオロス「僕はいつも気をつけてる」ショオオオオ・・(同じくお腹の下に退避していた雷光虫達が彼の帯電毛に潜っていく)

グレンジャガー「ケホッケホッ。もう限界だ。あちぃし、きたねぇし、こんな所、もうウンザリだ」パンパン(服を払う伯爵を乗せながら覇竜の腹下より這い出てくる彼が開いたスペースを利用して匍匐前進で外に出てくるメラルー)
スカーフェイス「まったくだ。それで?敵はどこ行った?」きょろきょろ(仲間と共に立ち上がりながら周囲を見渡す)
ショオオオオオオオオ・・・・
バシュバシュバシュッ・・・バシュバシュッ・・・
(赤黒い煙が次第に晴れていくと、フラットな溶岩台地に滞留していた赤黒い龍属性エネルギーもまた放電するように消え去っていく)
アム・インファーナル「小僧め。逃げおったか」ショオオオオ・・・・
お~~~~~~い
(昇っていく煙の向こう側より銀火竜と眠鳥の夫婦が舞い降りてくる)
ウル「レオ~~~!!」バッ!(ママノックの背中の上から飛び降りてくる)
アム・インファーナル「安心しろ。ここで寝ておる」ちら
レオ「ZZZZZZ・・」ずごごごご・・(うつ伏せ棒状態のまま)
スリー「心配して損した」やれやれ
スカルリーナ「ディ・ガルシャーは?」
アム・インファーナル「それな」はふぅ~~~(しゃくらせながら下顎から突き出る大牙の隙間よりため息を)
バッサバッサ・・バッサバッサ・・
(猫背で息を切らせながら飛んでくるハーフ・ドラゴン)
アム・インファーナル「テッサちゃん!!」
テグゾ・テッサ「ひぃ・・ひぃ・・(周囲の様子を見下ろしながら)みんな平気そうだね」バッサバッサ・・
アム・インファーナル「テッサちゃんも無事で何より。残念じゃが、ディ・ガルシャーは逃がしてしもうた」
鉄平「惜しかったんだぜ?」
スターマイン「あとちょっとで倒せたのに」
テグゾ・テッサ「すごいね。大戦時代にあんた達がいたら、歴史が変わっていたかも」PRRRR(リップロール)
ウル「奇面族に教えてもらったっチャ?」(眠っているレオの傍らから顔を見上げて)
テグゾ・テッサ「あんたも奇面族と仲良しみたいだね、おチビちゃん」ふふっ
一也「さっきの爆発もディ・ガルシャーの仕業ニャ?」
テグゾ・テッサ「違うね。ガルシャーが契約を受けた相手さ。もっともっと強大で邪悪な力」やれやれ
鉄平「マモーナスの仕業だっていうのか?斬竜を逃がすために?」
テグゾ・テッサ「マモーナスは眠りについている。さっきのが本当にそうなら、事態はぁ・・・あんまり良くないかも」PRRRR
??(顔を見合わせるザザミネココンビ)
スカルリーナ「ディ・ガルシャーは何処へ逃げたと思われますか?」
テグゾ・テッサ「ん・・あんたが噂の王妃様かい?」
スカルリーナ「申し遅れました。スカルリーナ・コズタンです」(頭を下げる)
テグゾ・テッサ「ふ~~ん・・・」バッサバッサ(猫背のままスカルリーナの目線と同じ高さまで舞い降りていく)
スカルリーナ「??」
テグゾ・テッサ「・・・・・・・・」ゾルルルルル・・(鮮やかなマゼンダの虹彩に覆われた黒い瞳孔に首から上が欠けた王妃の姿が映っている)
アム・インファーナル「テッサちゃん?」
テグゾ・テッサ「ああ・・ガルシャーね。あいつが逃げるとすれば・・・」
ドルーーーーーーーーーン!!
(赤いビーム砲が地表の上を一直線に貫いていく)
テグゾ・テッサ「王墓かな」にやり
スカルリーナ「安息の守護者達が眠る場所・・・」
スリー「いよいよ決戦ね」
鉄平「ああ。だが、物資を補給する方が先だ。一度、拠点に戻って立て直そうぜ。王墓進行はそれからだ」
グレンジャガー「そうしようぜ。ロージーが調合してくれたクーラードリンクの効果も切れてきた。熱くて死んじまう」ひぃ~
一也「テッサも一緒に来るニャ。おじいも喜ぶでニャ」
アム・インファーナル「そうしよう。いいじゃろ?テッサちゃん」
テグゾ・テッサ「う~~~ん・・・」(それとなく空を見上げる)
ヒョオオオオオオオオ・・
(遥か上空から飛び去っていく黒い飛竜種の影)
テグゾ・テッサ「残念。次は西に行けってさ」やれやれ
鉄平「なんだよ?」きょろきょろ
テグゾ・テッサ「アムちゃんとヤマちゃんを頼んだよ。それから、島にいる、あの子もね」バサッ
鉄平「UBUに会ったのか!?」
テグゾ・テッサ「何もしちゃいないよ」ブワッサ(覇竜の大きい顔の前に)
アム・インファーナル「もう行ってしまうのか?」
テグゾ・テッサ「この絶好の機会を逃すわけにはいかないだろ?」ふふっ
アム・インファーナル「・・・君はまだ・・」
ちゅっ(でっかい覇竜の鼻先にキスをするハーフ・ドラゴン)
テグゾ・テッサ「王墓でまた会えるさ」ぽりぽり(長い爪で黒鱗の頬を)
鉄平「向かうタイミングはよ?」
テグゾ・テッサ「西部にも、あんた達の仲間がいるんだろ?伝言させるよ」
一也「助けに行ってくれるニャ?」
テグゾ・テッサ「それが今回のあたしのクエスト。それまで死ぬんじゃないよ」
アム・インファーナル「うむ。テッサちゃんもな」
テグゾ・テッサ「ふふっ。じゃあ、またね、アムちゃん」
バッサバッサ・・バッサバッサ・・
(猫背で飛び去っていくハーフ・ドラゴン)
スターマイン「またすぐ会えるよ、おじいちゃん」
アム・インファーナル「うむ」
バッサバッサ・・バッサバッサ・・
(一同に見送られながら、煙をあげる頽廃しきった溶岩台地の上を飛んでいくハーフ・ドラゴン)
テグゾ・テッサ「・・・・・・・・」バッサバッサ(猫背で飛びながら少し後ろを振り返る)
ちょいちょい(でっかい右腕を少しあげて手を振っている巨大な覇竜。その頭の上、傍らから同じく手を振っているザザミネココンビの姿や大勢のネコ達の姿も)
テグゾ・テッサ「ププッ。幸せそうな老後だね。・・って、本当なら、あたしも、とっくにお婆さんってことか・・・」
ドルーーーーーーーーーン!!
(地表を貫いていく火属性のビーム砲)
テグゾ・テッサ「・・・・・・・・」バッサバッサ(それを忌避するように高く浮上していく)
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・
(テッサが見下ろす溶岩台地の亀裂に流れる活性化したマグマが俯瞰で見ると、巨大な髑髏を象っている)
テグゾ・テッサ「ターゲットはもう決まっているみたいだね。警告かい?それほどあたしが・・・いや。あの子達のことが怖いみたいだね」
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・・
テグゾ・テッサ「もうすぐだよ。シスター。猫首洗って待ってな」
ドシューーーーーーン!!
(一気に加速して飛んでいくハーフ・ドラゴン)
ラ・エメシス東部に続き、北部も制圧
テッサの復讐と救済の旅はまだ続く
To Be Continued
みんなのザザミな一票でしっかり応援してくれよな♪

次回「あたちのモンハン日記/Anthem of a Dying lights」
第5話 「ほんと、しつこい」の巻
2/2(月)0時更新予定
お次のエピソードは失望の谷組の出番だニャ。早く純平達にも会いたいニャ。それまで俺達も頑張るニャ。そんだらば!次回も見よう!!読も見よう!!ニャ
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