~エル・ディアラ・サンドリア、長老府前....

へぇ~~えて・・いったい、どうなってやがんだ・・こりゃ~
(などとブツブツ言いながら壁が剥がれ落ちてボロボロになってしまっている長老府の屋根に腰を下ろしている金獅子)



カイルス「参ったな・・萩比古のヤツを置き去りにしてきちまった・・・」ぽりぽり


ちら・・(青空を見上げる金獅子)


カイルス「その竜機兵はとっくに逃げちまったし・・」ちゅんちゅん(その無骨な肩に小鳥がとまる)


ちら・・(見渡す灰色の町並みは、一部のエリアがまるごと消失してしまっており、白煙がモクモクと上がっている)


カイルス「ま、多少、すっきりはしたがな」ちゅんちゅん


おろせぇ~~!!助けてくれぇ~~!!


カイルス「ん・・・」パタパタパタパタパタ(小鳥が羽ばたいていく)


ハッハッハッハッハッハッ(ワンちゃんみたいな息遣いをしながら並んで歩いてくる三頭の鮫型鳥竜種達の真ん中の一頭が市民の男性一名の後ろ襟を口に咥えてぶら下げたまま目下の公道を歩いてくる)


カイルス「ゲッ。さっきのあいつらだ。無事だったのか」


ハッハッハッハッ
やめろぉ~~~おろせぇ~~~
(長老府の下にやってくる三頭の鮫型鳥竜種の「ホオジロ的な長い頭」は、なんだかぐっちゃりとしたあざのような傷跡がちらほらと見える)


カイルス「落下のダメージはあるようだが・・・あいつを食って、回復でもするつもりか?」や~め~ろ~


ハッハッハッハッ・・ガチャ・・
やめろぉ~~~おろせぇ~~~
(三頭の鮫型鳥竜種は「ホオジロ的な尖った鼻先」を上手に使って長老府のドアを開けてしまう)


ハッハッハッハッ・・
たすけて~~~~・・
(そんでそのまま中に入っていっちゃう)


カイルス「はぁ・・・しゃあねぇな」ぽりぽり



ドサッ(無人の長老府の床に落とされる市民の男性)


市民の男性「金ならやる!!助けてくれ!!」ハッハッハッハッ(よだれを垂らす鮫型鳥竜種に囲まれながら)


ドガアアアアアン!!
(建物の上より何やら破壊音が)


ハッハッハッハッ?(とそろって上を見る三頭の鮫型鳥竜種)


ドガアアアアアン!!
(天井からの音が近づいてくる)


市民の男性「ひいいいいいいアセアセ」ガサガサガサダッシュ(鮫型鳥竜種達が顔を見上げている隙に彼らの足元を潜り抜け逃げていく)


ドガアアアアアン!!
(次の瞬間、両手を組んで振り下ろした体勢の金獅子が天井を破壊しながら落下してくる)


カイルス「さっきはよくもやってくれやがったな。決着をつけようぜ」パンパンハッ(拳を手のひらで打ちながら)


・・・・・・・・・・・・・・・・
(金獅子が踏みつけている瓦礫の山の下敷きになって死んでいる三頭の鮫型鳥竜種)


カイルス「つまんねぇ」ボロボロボロ・・(上から残骸が落ちてくる)

市民の男性「モ、モ、モンス・・!」(壁際に背をくっつけたまま腰を抜かしながら)

カイルス「ああ、モンスだよ。俺の気が変わらないうちに、とっとと逃げろ」しっしっ

市民の男性「ひええええええ!!」ダッダッダッダッダッ

カイルス「ったく・・・アッシュ達に見られたら、また甘いとか言われちまうな・・」ぽりぽり

こちんハッ(瓦礫が金獅子の頭に)

カイルス「ああ・・?」(上を見る)


ボロボロボロボロボロ(すっかり吹き抜けになった各フロアと突貫された屋根の穴から太陽光が降り注ぐ中、次々と瓦礫が落下してくる)


カイルス「やべぇ」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!(建物自体揺れる)




ゴシャアアアアアン!!
ぎえええええええええ
「あたちのモンハン日記」

Anthem of a Dying lights






~エル・ディアラ・サンドリア、正門エリア....

ガヤガヤガヤガヤガヤ
(全壊した巨門の外側に避難している市民達の間を縫って進むアグダマズラーの戦士達)


バドゥワー「怪我人がいたら教えろ!!」ガヤガヤガヤガヤ

貴族の男性「さっきのすごい爆発はなんだったんだ?」ガヤガヤガヤ(腰を下ろしながら市民達の様子を見ている紫肌の女性のボーン戦士に向かって)

女性のボーン戦士「邪龍様のお怒りだとよ。けど、そのおかげで新しいアイデアが浮かんだんじゃないのか?」スッ(手を差し伸べる)

貴族の男性「そうだな。まずは、復興にゼニーを使うか」ガシッハッ(その手を力強く握りしめながら起き上がる)


ガヤガヤガヤガヤガヤ(正門エリアの内側では、アグダ・マズラーのボーンネコ達が蒼火竜の傷ついた翼に手際よく包帯をぐるぐる巻きにしていく、そんな治療現場を傍らから見つめる千刃竜の姿が)



ブレイドキック「大丈夫かい?」スリスリ・・(翼で蒼火竜の頭を)


スサノオ「このくらい平気だっつ~の。前の戦いだって、砦蟹のバケモンと戦ったんだぜ?ま、さっきのあいつほどでかくもないし、浮いてもなかったけど・・。それより、さすがアグダ・マズラーのメンバーだな。俺達への治療も手慣れたもんだ。ありがとう」グッ(妙技により包帯が巻かれた翼の上でサムズアップして返すボーンネコ)


カレン「よし。もうそれくらいでいいよ。戻ってみんなの手伝いの続きをしておくれ」へい!姐さん!(と、颯爽と蒼火竜より飛び降りていくボーンネコ達)

ブレイドキック「しっかし、都もえらいことになっちゃったね」モワモワモワモワ・・(町並みの失った一画から上がり続ける白煙を見上げながら)

カレン「いっそ、ここをあんたらのフィールドにしたらどうだい?」しょっしょっしょっ(千刃竜の身体を登っていく)

ブレイドキック「いいね、そのアイデア。アグダ・マズラーと7つの義憤が「住まう都」・・・って、萩比古さん達は無事かな・・」よっ(頭の上にレギオスネコが到着してくる)


ホ~ホ~(と夜鳥が首をくるくる回しながら瓦礫に登ったり下りたりして何かを探しているご様子)


ブレイドキック「どうしたの?」


ライラ「ライラ・ホルルは探しています。ガ・ムータンを。ホルル」きょろきょろくるくる(首を360度回転させながら)

ジュディ「ジュディ・ホロロもしゃがちていまちゅ。ちいちゃい巨獣を。ホロロ」きょろきょろくるくる(同じくライラの金色胸毛の中より顔を出しながら)

スサノオ「どこかで眠っているのさ」いちちち(と包帯が巻かれた翼をチェックするように少し上げてみる)

ブレイドキック「そうそう。エネルギーを使い過ぎたからね。そのうち、大きくなって出てくるよ」

ジュディ「でてきまちた」(目をまんまるにして)

スサノオ「え?」ちら・・


ハッハッハッハッハッハッ
(ワンちゃんみたいな息遣いで市街地エリアより走ってくる鮫型鳥竜種)


ブレイドキック「嘘だぁ~!!なにあれ~!!」カルチャーショックびっくり(周囲のネコ達も)

カレン「見たことないモンスターだね」

スサノオ「こっち来るよ」ハッハッハッハッハッ

ブレイドキック「のんき言ってないでアセアセジュディ!ライラ!」

ライラ「上質な安らぎを」

ジュディ「シャポートちまちゅ」


ポワワワワワワワワ
(ライラとジュディが共に口から催眠波を飛ばす)


ハッハッハッハッハッ
ポワワワワワワワワzzz
・・・ごてん・・



スサノオ「見に行ってみようぜ」


ドスンドスン・・(恐る恐る倒れた鮫型鳥竜種の様子を見に行く飛竜種の少年二人)


ブレイドキック「よく寝てるね」ZZZZZ・・

スサノオ「うえっ・・こいつ、頭が古代鮫だよ」ZZZZZ・・

カレン「体が鳥竜種のようだね」ZZZZZ・・

ライラ「ライラ・ホルルは思います。かの者は生命であって命でないと。ホルル」

ジュディ「ジュディ・ホロロも思いまちゅ。かの者は人工的な生物であることを。ホロロ」

カレン「なんだって?じゃあ、こいつも、さっきのバケモンと同じだっていうのかい?」

ブレイドキック「でも、よく見ると可愛いよ」ZZZZZ・・


ハッハッ(急に起きた鮫型鳥竜種)


スサノオ「あっ」


ガブッ!!(エア・ジョーズさながらに千刃竜の鼻に噛みつく鮫型鳥竜種)


ブレイドキック「いててててててててててて!!!!」ぶらんぶらんダッシュ(左右に首を振っても離さない)

カレン「離れな」ゴスッ!!ゴスッ!!(千刃竜の頭の上からレギオスネコシクリで目下のサメ頭を突く)


ギャアアアアアアア
ごてん
ダッシュ


カレン「殺しちまおう」

ブレイドキック「待って!今は凶暴だけど、ちゃんと餌をあげて調教すれば・・」


がじっ(鮫型鳥竜種を頭から食べちゃう蒼火竜)


ブレイドキック「ええええええええ!!」

スサノオ「ゴリッゴリッ・・・むぅ~~・・なんだ、こいつ、無味のもえないゴミを食べてるみたい」ゴリッゴリッ

ブレイドキック「スサノオ!君、捕食者として最低だぞ!」ぷんすか(血が垂れてる鼻を翼でおさえながら)

スサノオ「じゃあ、返す」ブッダッシュ


ぼちゃ・・
ぷ~~~~ん

(吐き出された「よだれまみれの肉塊」に早速ハエがたかる)


ブレイドキック「・・・もういい」スリスリ(鼻をそうしながら)

カレン「どっから出てきたんだろうね」


お~~~~い・・(市街地よりこちらに向かって走ってくる月蝕の翳氷のメンバーと幻獣に跨ったオクサーヌ(後頭部には灰虎猫がしがみついている)&アダンカ(同じく青いペンギンが張り付いている))


イースラン・ザパ「サメの頭を持った珍妙な鳥竜種は来なかったか!?」きょろきょろ

スサノオ「それ」


ぷ~~~~~~~ん
(さっきよりハエがたかっている肉塊)


イルポ「くせっ!ひょっとして食ってみたのか?」(鼻をつまみながら。対し、「へへへ」と蒼火竜)

イースラン・ザパ「無事で何よりだ」やれやれ

アダンカ「まだ街に残党がいるかもしれない」

オクサーヌ「ええ、そうね」モミモミ(背中に張り付いているゼットが彼女の肩を揉んでいる)

ブレイドキック「どうしたの?俺みたいに噛みつかれた?」


ゼット「ちげぇよ。しびれさせられたんだ」モミモミ

オクサーヌ「恋の麻痺」モミモミ

ブレイドキック「はぁ?」ちら・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・
(一同から少し離れた場所で退廃した瓦礫をバックにクイズマとドレスアップしたシビレガスガエルを抱いた少女が向き合いながら別れを惜しんでいる様子)


オクサーヌ「ディストピアに生まれたひとつの愛・・」うう・・

スサノオ「でもさ、ああいうのって、まずいんじゃないの?」こそっ

オクサーヌ「相手はあの子じゃないの」


クイズマ「それじゃあな・・エリザベス」

エリザベス「ゲコゲコ」

クイズマ「それは危険だよ。まだ街にはモンスターがいるかもしれない。君の好きなパーラーで紅茶を飲むのは、まだ先だ。いいね?」

エリザベス「ゲコリ」

クイズマ「俺?しばらくは街に残る予定だ。復興もあるしね。それまでは・・」ちら・・(少女の顔を窺う)

お嬢ちゃん「いいわよ。いつでも会いに来て。お家はなくなっちゃったけど」やれやれ

クイズマ「建ててやるよ。そしたら君と二人で・・・」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(あついキッスを交わすクイズマとエリザベス。少女は見ないようにそっぽを向いている)


イルポ「あいつがかけられた魔法はいつ解けるんだ?」やれやれ

オクサーヌ「しびれた恋の絆・・美しいじゃない」うう・・(ハンケチを食いしばる)


お~~~~い・・(今度はエズガダのネコ達とシーフ達が市街地よりこちらに向かって走ってくる)


ゼット「無事でなによりだぜ」グッ(サムズアップして返すエズガダのネコ達)

ナジューブ「アダンカ王。大変です」ザッ(彼が跪くと他のメンバーも片膝をつく)

アダンカ「なにがあった?」

ナジューブ「外周エリアの者達が、この騒擾に乗じて、盗みを働いています」

オクサーヌ「それをあなた達が言う?」うんうん(とゼットも)

イルポ「今頃、あいつらに食われて、こんな風になってるかもな」ぷ~~~ん(余計にハエがたかってくる。鼻をつまむブレイドキック)

ウバイヤ「道中、捕まえた男の話では、死んでいた監獄の看守から鍵を奪った外街の人間が、囚われていた仲間を檻から出したそうです」

ゼット「反乱軍だ。看守に恨みがあったんだと」へぇ~(頭の上で述べる彼を見上げるオクサーヌ)

ブレイドキック「それはおそろしいね」うんうん(とジュディ&ライラ)

イースラン・ザパ「コズンダも都を去った。暴動が起きる可能性はあるな・・」ふむ・・

アダンカ「急いで街を見て回ろう」


お待ち下さい


アダンカ「ん・・」


ザッ(片膝をついて忠誠を誓うアグダ・マズラーと市民達)


貴族の男「聞けば、コズンダ・コズタンは都を捨てたと。エル・ディアラ・サンドリアの・・我らの新たな王となってください。アダンカ・コズタン様」

アダンカ「・・・・・・・・・・・」


えでちゃん「まずは、彼らを治め、都を復興するのが先決じゃな」

アダンカ「ええ」


パカラッ・・(アダンカを乗せたまま市民達のもとに歩み寄るリリエンタール)


アダンカ「アヤの民よ!!傷ついた、このエル・ディアラ・サンドリアを共に再興しよう!!」おおおおお!!


To Be Continued






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次回「あたちのモンハン日記/Anthem of a Dying lights」

第310話「礼はその時にしろ」の巻

6/23(月)0時更新予定

今回で首都奪回編はとりあえず一段落だ。次の舞台はラ・エメシスで決まりだろうが、まだまだ各地での戦いは続きそうだぜ。そんだらよ!次回も見よう!!読も見ようぜ!!

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