カーブー「むぅ~~~」ドスンドスンドスン(瓦礫の山の中より頭だけきれいに出しながら考え込む彼の背後より駆けつけてくる銀火竜に乗ったニャーク&雌火竜に乗ったジャブ吉、そして棘竜に乗ったアジャリナ)
サンダーソニック「同じことの繰り返しだ。なにか分かったか?」(頭の上で目から空中ディスプレイを出して解析しているミツネネコに向かって)
ニャーク「データにはない特性を持っているのは間違いない」シュ~~ン(空中ディスプレイを収納)
ジャブ吉「●●」ごにょごにょ
アジャリナ「そうね。得体の知れない力にドム達が怯えているように見えるね」
ウウウウ・・(と身震いしている棘竜の相棒)
アジャリナ「あんた話しできる。同じ仲間としてどう思うか?」(銀火竜を見ながら)
サンダーソニック「力を発揮できない。忌々しい古龍だ」
カーブー「しかしながら」
アジャリナ「??」
カーブー「楽しそうに見える」
ル’ヴォー「ウ゛~~~~~~~」ぶるぶるぶるぶる(耳をちょっとおさえながら頭を振っている)
ラインハルト「いやいや・・まるで遊ばれてるようですね」ペロペロ(尻もちをついている彼の顔を舐めるルカ)
ゲンス・ゴンス「確かにあのモンスターを討伐するのは難しい。だが、撃退ならどうだ?」ゴイン(奇王剣【ゲンス・ゴンスの戯れ】を八相の構えで)
フェットチーネ「この数で、たった一頭相手に癪だが、この際、仕方ないね」ハッハッハッハッ(と息をしながら頷く愛ガルク)
ゲンス・ゴンス「しつこいようだが、リタイアするチャンスはいくらでもある」ウ゛~~~~(と、頭をかいている滅尽龍を見ながら)
フェットチーネ「目の前にモンスターがいたら、対処するのがハンターの努めだろ?」にや
ラインハルト「お任せします。どうせ力になれっこない」やれやれ
ダニー「旦那の護衛は俺達に任せな」ザッ(カリサ、ミサキと共にラインハルトを守るように囲う)
フェットチーネ「頼んだぜ。それじゃいくよ、チャチャブーフェイク」バッ!(颯爽とルカに飛び乗り、立ち向かっていく)
ゲンス・ゴンス「ま、牢屋にいるよりはマシだが、俺は歩兵かっつ~の」へっこへっこ(と大剣を構えながら小走りで姐さんに続いていく)
ラインハルト「いいコンビかも、ですね」うんうん(とミサキ)
イェル・ミナ「大丈夫?」(片膝をついて起き上がるセフィティスとハンギルのもとに)
セフィティス・ファルザーム「やみくもに突撃しても勝てっこない」お~~わぁ~~~(言ってるそばから滅尽龍にはたき飛ばされてくるゲンス・ゴンス)
ゲンス・ゴンス「よぉ~~看守長」スタッ(空中で後転しながら着地かましてくるチャチャブーフェイクの頭には大きなコブらしきものが膨らんでいる)
イェル・ミナ「やっぱり来たのね」ふふっ
スチャッ(イェル・ミナの小顔に向けられる歴戦のバスターソードの鋭い刃)
ダル・ハンギル「昨晩、お前と黄虎猫が密談しているのを目撃した。その猟虫が棘竜と一緒にここへ向かっているのもな」
クク「・・・・・・・・・・・・」ぎゅっ(顔を背け、しがみついているイェル・ミナの右腕を抱きしめるように全身で強く掴む)
セフィティス・ファルザーム「将軍。さっきから何を・・」チャッ(ハンギルは左手に握るウォーハンマーを彼に向けて黙らせる)
ダル・ハンギル「今度はお前が牢獄に入る番だ」スチャッ(右手に握るバスターソードの刃先を彼女に、左手のウォーハンマーはセフィティスに向けたまま)
イェル・ミナ「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ゲンス・ゴンス「黙秘権ってやつさ。最も、俺が看守長だった頃は、腕ずくで沈黙をぶち壊していたがな。あの古龍のようにな」
ダル・ハンギル「チッ・・」ヴォオオオオオオオ!!(その背後から迫りくる滅尽龍)
ダシャーーーーーーーン!!
(タックルをしてきた滅尽龍を後ろ飛びで回避するアゲルゾンのメンバーと元副看守長)
セフィティス・ファルザーム「あとで説明してくれるよな?」スタッ(片膝をつきながら、同じく隣で着地決め込む彼女に向かって)
イェル・ミナ「そうしたいけど・・・どうしたのかしら・・ブレスが弱い・・」フゥーーーー(口から吐く息には微量の龍属性エネルギーしか見られない)
クク「ル’ヴォーの仕業よ」
ズンッ(目の前に立ち塞がる滅尽龍)
セフィティス・ファルザーム「食い止めるぞ」ザッ(ツインダガーを逆手に構える)
イェル・ミナ「もちろん」ザッ(ハイアーザントップを構えると右腕にしがみつくククも臨戦態勢に)
こらぁ~!!ル’ヴォー!!
ル’ヴォー「ム~~~?」
カーブー「これは俺とお前の戦いだ!!それとも「やっぱり」俺が怖いてか!?」(瓦礫から頭だけ出しているドボルヘルム)
ズンッ・・(カーブーの方に向かっていく滅尽龍)
シオン「彼に興味を抱いている」
肉まん君「うるさいだけさ」(いつの間にかシオンの隣にいる彼を見上げるジークとミオン)
シオン「嫉妬?珍しいわね」
肉まん君「誰が。この状況を楽しんでるだけ」やれやれ
シオン「報告するために?」
肉まん君「そういうこと。オーディエンスがいなくなった分、俺がしっかり見届けてやろう」へぇ~(と心無い返事のシオン)
ボコン・・(瓦礫の中から抜け出るカーブー)
サンダーソニック「どうするつもりだ?」バッ(瓦礫の山から飛び降りるカーブーに向かって)
カーブー「これは俺とあいつの決闘裁判だ。あいつもそれを受け入れてる」ザッザッザッ・・
アジャリナ「どっちも罪人ね」プププ(と笑うジャブ吉)
ザッザッザッザッザッザッ
(シオン達の前を横切っていくカーブー)
肉まん君「よっぽど、ふっ飛ばされるのが好きみたいだな」フッ・・
カーブー「俺はお前と違って、やられることを恐れていない。これ以上の死地と絶望を見てきた彼女と共に戦うのなら、もっと不屈になる必要がある」ザッザッザッ・・
肉まん君「なんだと・・」スッ(彼に手を向けて静止させるシオン)
シオン「手助けは?」
カーブー「まだまだ必要です」ザッザッザッ・・(背を向けながら滅尽龍に立ち向かっていくドボルヘルムな囚人の後ろ姿)
肉まん君「ふぅ~~~」やれやれ
シオン「彼は理解しているんだわ・・」
肉まん君「自分じゃ勝てないってことをか?」
シオン「絶望に立ち向かう方法よ」
ハロルド「ほれ、早く立て」ん~~しょっ(瓦礫に埋もれているウルの手を握る彼と一緒に、彼女が着ている装束の襟元を嘴で咥えながら起き上がらせるヒップの姿も。その後ろではママノックが心配そうに身を屈めている)
ウル「あいつは何を考えているっチャ?」パンパン(自慢の緑装束をはたきながら)
ハロルド「あいつって、どっち?」ザッザッザッ(彼らの前を横切っていくカーブー)
カーブー「お嬢ちゃん。レオゲルクは元気かい?」ちら
ウル「・・・ププ。元気だっチャよ」にこ
カーブー「あいつがここにいないってことは、やっぱりそれほど窮地じゃないってことか・・」ふむ・・ザッザッザッ・・
ハロルド「だめ。あいつの頭の中、空っぽで読めない」やれやれ
ウル「んダバ、レオとはまた違った強さを感じるハンターっチャ」
フオオオオオオオ・・・・・・(翼を少し動かしながら目下の小さいドボルヘルムのハンターを見下ろす滅尽龍)
カーブー「ル’ヴォー。どうだ?闘技場ってのは楽しいだろう」
ル’ヴォー「prey。お前は誰だ?」(太く濁った声で)
シオン「・・・・・・・・・」スッ・・(リアクションをしようとしたミオンを鎮める)
カーブー「いい声じゃないか。俺の名はカーブー。このエル・ディアラ・サンドリアでは、永遠のパン泥棒、デスカーブーと称えられている」
ププッ(笑うちびっこギルドナイト二人)
ル’ヴォー「prey。お前は龍の化身か?」
カーブー「ハハッ。そうだったら面白いな。そうか・・お前も龍使徒を探しているのか」
シリウス「・・・・・・・・・・・・・・・」
ル’ヴォー「不可解だ」
カーブー「強い奴を求めにここへ来たんだろ?連日の決闘裁判で生じる、あらゆるエネルギーをかぎつけてきた。あとは食事だ。さっきの天彗龍も標的だったんだろ?予想外だったのはUNKNOWNだが・・あれは俺にもわからない」やれやれ
ハロルド「共感してやがる・・?」
カーブー「けど、俺達、人間はお前の味覚には合わない。都は初めてみたいだな。少し興味深そうだったが、結局、お前は、ここ(闘技場)から出ることはなかった。それは、俺達に何かを見出したからだ」
ル’ヴォー「人型は不味い。強欲の味しかしない」
シオン「嘘。私を食べようとしたくせに」
肉まん君「君が穢れていない証拠だ」
ル’ヴォー「prey。お前は俺に喰われたいのか?」
カーブー「今の俺の実力じゃ、そうなるだろうな。だが、「俺達」、なら、どうかな?」(両手を広げ、周囲に映るハンターやモンスター達を強調してみせる)
ル’ヴォー「足りない」
カーブー「そうだな。なら、大陸を飛び出せばいい。お前より強い奴は、まだまだいるぞ。もちろん、ハンターにもな」
ル’ヴォー「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ファラファラファラ・・・・(悪魔のような滅尽龍の顔の前に無数の紅蝶が舞い降りて来る)
ル’ヴォー「・・・・・・・・・・・・」ファラファラファラ・・・・
シャホオオオオオオオオン!!
(上空より星羽蝶の奇跡を描きながらラインハルト達を護るように着地してくるエレガントな星竜)
ラインハルト「やっと来てくれましたね」ファラファラファラ・・・・
スターマイン「悪い奴等がいるせい。だから守るために戦う」ファラファラファラ・・・
ファンクーン「皆さん!遅くなりましたが、頼もしい援軍を連れて来ましたよ!!」
ドスンドスンドスンドスン!!
(半壊した闘技場の外側より駆けつけて来る各種モンスター軍勢に操竜している奇面族とネコの義賊達に続き、刀剣やランスを携えた人型小隊が姿を見せてくる)
鉄平「おりゃああああ!!ユクモクルセイダーズ、盟勇と共に参上じぁあああ!!」ウオオオオオオオ!!(彼と共に雷顎竜の頭に乗っている族長&ジャスが号令をあげると同時に他の獣人&モンスター達、そして人型兵士達も咆哮をあげる)
ル’ヴォー「ユクモ・・・」
「あたちのモンハン日記」
Anthem of a Dying lights
カーブー「ああ。大陸を超えて共鳴し合った俺達は本当に強いぞ。ル’ヴォー。これが絶望に勝てる方法だ」ウオオオオオオオオ!!
To Be Continued
みんなのザザミな一票でしっかり応援してくれよな♪
次回「あたちのモンハン日記/Anthem of a Dying lights」
第221話 「あんたも信義を貫け」
4/4(月)0時更新予定
こいつぁ~次回も楽しみだぜよな!!一也よ!!
ぬう 今日はやけに気合が入ってるニャ、鉄平よ
あたぼうよ!Anthem編二章もいよいよクライマックスだからな ふふっ
次章突入前に作者はあれこれお話を整理したいから休むそうだニャ
そいつぁ~ひとまずケリがついてからだぜ!!
うんニャ。ほんだらば、いつものあれ、いくニャ?
あたのぼうよ!いくぞ、一也!!
ほんだらば・・(以下、二人一緒に)
次回も見よう(ニャ)!!読も見よう(ニャ)!!ニャニャ♪
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