イェル・ミナ「私の龍の力、見せてあげる」フーーーーーー・・・・パシュパシュパシュパシュ（口内より龍属性を帯びたブレスをハイアーザントップ全体に吹きかけていく）
ゲンス・ゴンス「イ～～～～～～ッ！？！？」ビリビリビリビリ
ショオオオオオオオオ・・
（マゼンダの龍属性エネルギーの粒子に包まれていく操虫棍）
シオン「嘘でしょ・・・人が龍の力を・・・」ワァアアアアア！！
カーブー「龍使徒・・・とはまた性質が違うようだが・・」ワァアアアアア！！
イェル・ミナ「そろそろ麻痺が解けるんじゃない？大剣を拾いなさい」ショオオオオオ・・（龍属性エネルギーを帯びたハイアーザントップの刃を向ける）
ゲンス・ゴンス「イ～～～～～・・っと、あんたの特異体質は分かった。毒が効かなくても、属性がなんだろうが、要するにぶった斬っちまえば、それで「しめぇ」よ」ゴイン（奇王剣【ゲンス・ゴンスの戯れ】を拾い上げる）
イェル・ミナ「できる？剣術の面でも、実は優しいパーソナリティの面でも」フフッ
ゲンス・ゴンス「なぁこのバカにしてぇ～～～～！！！！」フオオオオオオン！！（両足を軸にしたフル回転豪快横切り）
ザンッ！！
ヒョウーーーーーン
（棒高跳びのように操虫棍を地面に突き刺し、その反発力を利用して軽々ゲンスの頭上へ飛び上がるイェル・ミナ）
イェル・ミナ「頭、がら空きよ」ヒョウウウウウウン！！（そのまま操虫棍の刃を向けながら急降下）
シオン「降竜！」
ゲンス・ゴンス「イ～～～ったらこのっ！！」ガイン
（上に向けて大剣ガード体勢）バチぃ～～～～～ん！！
（イェル・ミナは大剣の刀身の上から操虫棍をしなやかに曲がらせながら、横向けになった刃でゲンスのチャチャブーフェイクの脳天をひっぱたく）
ゲンス・ゴンス「ぎゃああああああああ」ショワ～～～～（同時にチャチャブーフェイクの脳天からマゼンダの煙があがり、龍属性やられに）
カーブー「まるで徳の高いお坊さんが手のつけられない生臭坊主にお灸を据えているみたいに！！」もうその例えいいわ（とシオン）
イェル・ミナ「どうしたの？斬るんじゃなかったの？」ワァアアアアア！！（操虫棍を立てながら、空いている片手の人差し指を口元にあてるといったキュートポーズな構えをしてみせる彼女に大声援が）
「あたちのモンハン日記」
Anthem of a Dying lights
ユーリィ「・・おそるべし・・キュートパワー・・」いいぞぉ～！！イェル・ミナ様～！！（後ろの客席から）
ゾフィ「洒落がくせぇ！！やい、チャチャブーフェイク！！とっとと、そのいけすかねぇ女を倒しちまえ！！」なんだとこの小娘～！！
カーブー「さすが操虫棍使い。身軽ですね」イェル・ミナ様～！！
シオン「だけじゃないわ。翔蟲もいないのに、すごい跳躍力・・」イェル・ミナ様～！！
イェル・ミナ「じゃあ、今度はあなたからどうぞ」ちょいちょい
セフィティス・ファルザーム「珍しいな・・・イェル・ミナが楽しんで見える」イェル・ミナ！！イェル・ミナ！！（コールが飛ぶ）
ゲンス・ゴンス「クソォ・・ちょっと会心率が下がった気がするが・・・もともと破壊力が高い、このゲンス・・おっと、バンザ・バンザ・キラーバンザ様にクリティカルなんて無縁ぞよ！！」（どうやらMH3的な龍属性やられな効果が働いているようだ）
ゴイン・・・ギンッ・・！ギンッ・・！！
（おもむろに奇王剣を構え、シンプル溜め斬りモーションに入るゲンス）
ゲンス・ゴンス「げりゃああああああ！！！！」ドシューーーーーン！！（三段階目完了と共に大剣を力いっぱい振り下ろす）
ザンッ！！
ヒョウーーーーーン
（再び軽やかに跳躍しながらゲンスの頭上へ飛ぶイェル・ミナ）
カーブー「当たるわけがない」そうね（とシオン）
イェル・ミナ「また頭をぶって欲しいみたいね」ヒョウウウウウン！！
ギンッ・・！ギンッ・・！！
（下で待ち受けるゲンスは脇構えのように右足を引き、体を右斜めに向けたまま大剣の鋒を隠すように右脇に下げながら、「溜め斬り上げ体勢」に入っている）
イェル・ミナ「！？」ヒョウウウウウン！！
ゲンス・ゴンス「吹っ飛べぇえええええ！！！！！」ドシューーーーーーン！！（溜め完了と共に大剣をフルパワーで振り抜くように斬り上げる）
イェル・ミナ「クッ！！」ヒョウウウウウウ！！
タンッ
ブオオオオオオオオン！！
（イェル・ミナは咄嗟に両足で大剣の刀身を蹴り上げて一撃こそ回避するも、その威力によって大きく後方に吹き飛ばされる）
ヒョルルルルルルルル！！
シュタッ！！
（飛ばされたイェル・ミナは両膝を両手で抱え、回転しながら弧を描きつつ、赤土の大地に片膝着地する）
ゲンス・ゴンス「今じゃこりゃああああああ！！！！」バッ！！（大剣を振りかぶりながら男一番ジャンプ）
グルン！！
ダシャアアアアアアン！！
（ゲンスは大剣を振りかぶったまま、跳躍の勢いを利用しつつ、体をめいいっぱいに捻りながら、「ゲンス渾身の真・溜め斬り」を大地が割れんばかりの破壊力で地面に叩きつける）
カーブー「げえええええ！！掟破りのノーモーションからの真・溜め斬りぞなぁああああ！！？？」
モワモワおおおおおおおお！！
（毒煙に覆われた鋭い剣圧による衝撃波が阿鼻叫喚の咆哮と共に赤土の大地を一直線に切り裂きながら、片膝をついているイェル・ミナに向かってジョーズの如く襲いかかる）
イェル・ミナ「！！」
アジャリナ「呪いが付加されてるね！！」モワモワおおおおおおおお！！
セフィティス・ファルザーム「よけろ！！イェル・ミナ！！」
ヒャオオオオオオオン！！
（間一髪、呪いのエネルギー弾を華麗な跳躍で回避するイェル・ミナ）
バギャアアアアアアン！！
（悪念の衝撃波は勢いそのままにフェンス代わりとなっている塀を喰らい尽くすように激突すると同時に弾け飛び、あたり一面に毒煙を撒き散らす）
カーブー「まずい！！」
うわああああああああ！！
（毒霧に覆われた客席の一部から無数の叫び声が飛んでくる）
肉まん君「早く！！こっちに来るんだ！！」うわぁああああああ！！（煙から飛び出してきた客達をしつこく包み込む呪いの毒煙）
アジャリナ「死んじまうね！！」うわあああああああ！！
フェットチーネ「クソッ！！どうすりゃいいんだ！？」うわあああああああ！！
シオン「ミオーーーーン！！」（客席の彼女に向かって叫ぶ）
ミオン「ハイミョ！！ミオンにお任せだミャお！！」バッ！！（両手に手持ちのネコ式活力壺を取り出す）
ハロルド「おお！！」
ぴょ～～～～んぴょ～～～～ん
ぴょ～～～～んぴょ～～～～ん
（オーディエンスの頭の上を飛び跳ねながら阿鼻叫喚の現場へと向かうミオン）
ミオン「悪霊退散ぜミョ！！」
としゅっとしゅっ（毒霧モワモワ地点に、ちんまりと活力壺を２つ並べるミオン）
しょわわわわわわわわわわわ
（活力壺から吹き上がる清涼な癒やしの煙によって次第に毒霧がおさまり、状態異常に悩まされていた客達もまた無事に解毒されていく）
肉まん君「ふぅ～～～～、あわや大惨事だったな」やれやれ
アジャリナ「やったね！！」パァ～～～ン
（フェットチーネとハイタッチ）ゲンス・ゴンス「ミオンめ。余計な真似を・・」チッ・・
ミオン「忘れたか！私には故郷直伝の医療術があるんだミャ～！！」ばぁ～～かばぁ～～か（と、あっかんべぇ＆お尻ペンペン）
カーブー「いいぞ！！ミオン！！ほら続け！！バカ共！！」（両手を上げて観客を煽る）
いいぞっいいぞっ、ミ～～オ～～ン～！！
いいぞっいいぞっ、ミ～～オ～～ン～！！
ワァアアアアアアアア♪
（の大歓声に対し、照れくさそうに頭をポリつかせるミオン）
コズンダ「また、あの連中に救われたな」フッ（その横で面白くなさそうな顔をしているカトゥッロ）
イェル・ミナ「ふぅ・・・・・・・」
ちら・・（空を見上げるイェル・ミナ）
イェル・ミナ「まだなの・・・クク・・！」
～デスタミッタ・ジャマラン地下....
ひょっ・・（石造りの天井が低い交差ヴォールトが無数に広がる地下エリアの柱の陰より、ハンググライダーを掲げ持つゲルハルトとナジューブがあたりを警戒しながら姿を見せる）
ゲルハルト「・・・・・・・・・・・・」ちら・・（天井を見上げる）
テケテケテケテケテケ
（猟虫サイズのオオナナホシがアーチ型天井を逆さになったまま這っていく）クク「・・・・・・・・・・・・」きょろきょろ（逆さになりながら下の様子を窺う）
ガヤガヤガヤガヤガヤ（交差ヴォールトの柱越しに石壁と木製の重厚なドアが見え、その隙間より、複数の男達の声が聞こえる。また先程までドアの両端に立っていた見張りの姿も見えないことから、地下で警備を担当している赤服達がこぞって貯蔵庫の中に集まっていることが予想できる）
腹が痛いんだ！本当だ！
食い物にでも当たったか ハッハッハッハッ
出してくれとは言わん！薬を頼む！
持ってきてやってくれないか？うるさくてかなわない・・
あいにくドクターは不在だ しばらく我慢してろ
この小タルにぶちまけてもいいんだぞ！！
バカッ よせっ
クク「イッイッ」（触覚を動かし、ゲルハルト達に向かって合図をする）
ナジューブ「よし、一気に抜けるぞ」
ゲルハルト「アニャり」こくり
テケテケテケテケテケテケ！！（二人はハンググライダーを上に持ち上げたまま（先頭にナジューブ、後方にゲルハルト）、一気に地下エリアを駆け抜けていく）
ナジューブ「楽勝だな」テケテケテケテケ！！
ゲルハルト「ミャンミャミーア」テケテケテケ・・
グねり
（ゲルハルトの黄虎な愛らしい猫足が石床の小さな溝に引っかかってしまう）ずでぇ～～～～～～ん
ヒョオオオオオオオ・・・・
（案の定、前のめりに豪快に倒れるゲルハルト。その反動で押されたハンググライダーはナジューブの手を離れ、地下エリアを真っ直ぐ低空飛行していっちゃう）
クク「あ～ん！何やってんのよ
」ナジューブ「まずい
」わかったよ 上から薬を持ってきてやるから、大人しくしてろ
ゾロゾロゾロゾロ・・（貯蔵庫より複数の赤服達が出てくる）
クク「！！」
ヒョオオオオオオオ・・・ぐで～～ん
（飛んでいったハンググライダーは突き当りの壁に軽く当たると、だらしなくその場に落下していく）
ナジューブ「走れ」ダッ
（起き上がるゲルハルトの手を引っ張りながら共に走り出す）ひょっ（柱の陰に隠れる二人）
まったく、うるさい連中だ
で、どうする？
俺が取ってきてやるよ 外の空気も吸いたいしな
クク「イッイッ」（下の二人に向かって）
ゲルハルト「イッ」
バッ！！ぴょーんぴょーんぴょーんぴょーん！！
（ゲルハルトとナジューブは柱の陰から必殺四足走行で飛び出し、ハンググライダーのもとに突っ走っていく）
ズザザザザザザザザ！！（ハンググライダーの下に潜り込むようにスライディングタックルしていく二人のネコ）
よいしょっ・・よいしょっ・・（二人はそのままハンググライダーを持ち上げながら、龍堂へと繋がるアーチを潜っていく）
クク「ふぅ・・・・・」
テケテケテケテケテケ（二人を追うように天井を這いながら龍堂内へ入っていくクク）
コンコン・・！コンコン・・！（正方形のわりかし大きな敷石が敷き詰められた石畳の一部を拳で叩いているゲルハルトとナジューブ）
ガポン・・（それに反応した敷石の一部が下から持ち上がり、その暗い隙間より顔を覗かせてくるザザミネコ。おそらく怪力の彼が下から「ザザミネコバサミ」によって、石を持ち上げているのだろう）
一也「おかえんさいニャ。心配したニャ」
ナジューブ「持ってきたぞ」（ハンググライダーを見せる）
一也「あニャま。これまたでっかいニャ」ぬう（その隣より目つきの悪い蒼ネコが顔を覗かせてくる）
鉄平「バラすか？」
ゲルハルト「イ～ニャ、アッタラほにょ（いや、分解なんてしたら、二度と組み立てらんねぇぞ）」ブブブブブ（彼の頭の上にククが飛んでくる）
クク「早くして。見張りが来ちゃうわよ」
鉄平「仕方ねぇ。石を持ち上げてスペースを確保するしかねぇな。ムッ・・！」ガポン（頭、両手で敷石を上に持ち上げる）
ゲルハルト「アニャ」ササッ（それを上から手伝う）
ナジューブ「気をつけろ。丁寧にやらないと崩れ落ちるぞ」
鉄平「へいへい」
へぇ～っしょっとな・・ガゴン・・
へぇ～っしょっとな・・ガゴン・・
（慎重に敷石を持ち上げては、それを床の置いていくネコ達）
クク「・・・・・・・・・・・・・」ソワソワ（しながら出入り口であるアーチを見ている）
一也「これでどうニャ」ガゴン（4マスの敷石を外した模様）
ナジューブ「よし。入れてみよう」
よいしょっとな・・・グイグイ・・グイグイ・・
（石床に空いたスペースに向かって、無理やりハンググライダーのさきっぽを押し込むネコ達）
ナジューブ「翼が引っかかってる。傷ついちまうぞ」
鉄平「蛇竜種か翼竜種の翼ベースだろ？少しくらい傷つけても平気さ」
クク「横向きにしたら？」
一也「頭が良いニャ」
むにっ
ぐりぃ～～ん
（一也はザザミネコバサミでわりと雑に翼をつまむと、これまたわりと雑にハンググライダーを横向ける）
鉄平「これならいけそうだな」
へぇ～しょっとな・・ゴリゴリ・・ゴリゴリ・・（ハンググライダーの「への字」になっている先端部とキール（機体中心のバー）の後部をそれぞれ両端の石床に、わりと雑に擦らせながら床下に押し込むネコ達。一也は手持ちのザザミネコバサミでわりと雑に翼を挟み持ちながら）
鉄平「よし、いいぞ。ずらかろう」
ゲルハルト「ダニャ（こいつを戻さないとダメだ）」（外した敷石を猫指で差す）
ナジューブ「エズガドは長年、秘密を守ってきたんだ。それに侵入者が来たことがバレる」
鉄平「しゃあねぇな・・」
一也「ずいぶん外しちまったからニャ・・ちゃんと組み合わせないと崩れるニャ」ふむ・・
クク「早くしないと・・」
カツカツカツカツ・・・・（アーチの向こう側より足音が）
クク「！！」なんかパズルみてぇで楽しいな（と、のんき言ってる鉄平）
To Be Continued
ランキング参加中なんだ！
みんなの激アツ一票で応援してくれよな！！
次回「あたちのモンハン日記/Anthem of a Dying・・
待ちなさい！！
ガベーーーーーーン！！
ランキング参加中よ！
みんなの気焔万丈な一票で応援してね♪
次回「あたちのモンハン日記/Anthem of a Dying lights」
第185話 「まさに戦乙女」の巻
11/20（月）０時更新予定
間に合ったわね ふぅ～～
クソぉ！！このまま全記事カーブーバナーで年を越そうとしたのに！！
そんな縁起が悪いこと、させないわよ フフッ
あ～～～ん！！くやしい！！
ほら、そしたら仲良く、いつものいくわよ
いいんすか・・？
やりなさい フフッ
ほいだら！！
次回も見よう！！読も見よう！！（二人一緒に仲良く）
全記事カーブーバナー計画編/完
■あたちのモンハン日記てなぁに？
■あたモン目次録