~エル・ディアラ・サンドリア、アンガイブ・ゲバトリム....
オオオオオオオ・・・・アイ~~~~ッ♪
(決闘裁判二日目、今日も五稜闘技場に響き渡る珍妙なチャントを受けながら、星型アリーナの中央に集結してくる出場者達)
ゾフィ「ギヒャ~ハッハッハッ!!」オオオオオオオ!!(赤いベールを顔にかけた赤い民族衣装を着た双子が意気揚々とインしてくる)
ユーリィ「・・・・・・・・・・・・・・・」ちら・・
肉まん君「・・・・・・・・(サブクエスト。忘れるなよ)」パクパク(今日も満席な客席から口パクで)
ユーリィ「・・・・・・・・・・・・・・・」ちら・・
オオオオオオオ・・・・アイ~~~~ッ♪
(星型の向かいの角から気だるそうにインしてくるフェットチーネ(愛ガルクを従えながら)に続き、今日もゆめかわな衣装に身を包んだアジャリナもインしてくる)
アジャリナ「いつも一緒でいいね」なでなで(ルカの頭を撫でながら)
フェットチーネ「まぁな。あんたの相棒は・・・って、入場できねぇか。どこで待機してんだ?」
アジャリナ「練兵場ね。あいつらに薬飲まされて、ぐったりしてるよ」キッ
オオオオオオオ・・・・アイ~~~~ッ♪
(今日もVIP席の黒い龍の意匠が施された玉座に足を組みながら深々と腰を下ろしているコズンダを見上げる。その向かって左側ではカトゥッロがパーマの大男と何やら打ち合わせをしており、右側では今日もセフィティスとイェル・ミナがしっかり新王の護衛についている)
じーーーーーーーーっ(そんな新王一味を眺める双眼鏡視点)
ラインハルト「むぅ・・・・・・・」ワアアアアア!!(観客に紛れながら一人、双眼鏡をアリーナとは別の方向に向けながら。その隣ではいつものようにレザーシリーズを身に纏ったキツネ面の護衛の姿も)
にょっ・・(双眼鏡視点を横から塞いでくるネコの肉球)
ラインハルト「わっ」
鉄平「よぉ、久しぶりだな」ぐいっ(ラインハルトの隣に座るおじさんを猫尻で無理やり押しながら間に座ってくる)
ラインハルト「龍之君・・。よく分かりましたね」ワアアアア!!
鉄平「ゲルハルトからあんたらも来ているって聞いた。それに、こんな細くて白いレザーシリーズのハンターなんかいねぇしな」あむっ(手持ちのポップコーンを猫口に放り込みながらアリーナを見下ろす)
ラインハルト「ムッ・・・よくフラワーが了解してくれましたね」むすっ
鉄平「よくできた嫁さんだろ?あんたこそ、ロージーはいいのか?」あむっ
ラインハルト「ムッ・・・バステトちゃんだって悲しんでいますよ?」むすっ
鉄平「うちの子から、あんたも共有されたんだってな。ま、今日は議会じゃねぇ。難しい話は抜きでいこうぜ」ぽんぽん(アリーナを見下ろしながらラインハルトの肩を猫手で叩く)
デェ~~~~~~ス・・・・・
カアアアアBOOOOOOOOOOOO!!!!
(一際盛大なチャントと共にアリーナにインしてくるドボルヘルムの囚人。それに付きそうように鮮血のチャチャブーフェイクの大男の姿も)
ラインハルト「君達のクエスト、聞きましたよ。また壮大な事を」やれやれ
鉄平「難解なクエストほど燃えるのがクルセイダーズだろ?」にやっ(とポップコーンを猫口に放り込む)
ラインハルト「ゲルハルトさんは?」ワアアアアアア!!(アリーナではカーブーが奇妙なダンスを披露している)
鉄平「他の仲間と諜報活動」ワアアアアアア!!(アリーナではドボルヘルムの頭頂部を軸にヘッドスピンかましているカーブーが)
ラインハルト「・・グリムリンクスはなぜ、あなた達を?」ワアアアアア!!いいぞぉ~デスカーブー!!
鉄平「有名だから・・・なんてな。俺達を引き寄せたフィクサーがいるって言いたいんだろ?」デス・カーブー♪デス・カーブー♪
ラインハルト「ええ・・・私の見解ではおそらく・・・・」
ブーブー!!ブーブー!!
(と共にアリーナにインしてくるシオン)
シオン「イェ~~~イ♪」
鉄平「おい、あの装束って、ギルドの・・」ブーブー!!ブーブー!!
ラインハルト「異国の闘技大会で覇者が賜るという装備の・・・レプリカにしては、よく出来てますね・・・」むぅ~~~~(見下ろすアリーナでは、ブーイングに負けず、投げキッスをしているシオンの姿が。その横では引き続きカーブーが神速のヘッドスピンをかましている)
「あたちのモンハン日記」
Anthem of a Dying lights
シオン「どうもどうも♪」ピ~スピ~ス(背中に優美な王国騎士盾斧を背負いながら)
カーブー「お、いいっすね、その装備。フォルムからして、ギルドのっすか?」ショルルルルル!!(高速ヘッドスピンかましながら)
シオン「知らないの?」ピ~スピ~ス
カーブー「それと・・その武器の形状・・・盾斧っすか?」ショルルルルル・・・スタッ(ヘッドスピンの勢いを利用して立ち上がる)
シオン「・・・・・あなた、目が悪いの?」
カーブー「というかないんす。でも真実は見えますよ。たぶん」じーーーーっ
シオン「・・・・なら、似合ってるでしょ?」にこっ
セフィティス・ファルザーム「あれが彼女達の正装か・・」
イェル・ミナ「あっちの方がいい?」(赤装束の彼女が彼を睨む)
アンソニー「ようやくお披露目できて嬉しそうだね、彼女」ブーブー!!
ハロルド「楽しみにしてたからな」(今日もドボルヘルムのお面を被りながら)
ミオン「いいぞぉ~シオーン!!」
ジークガルム「それにしても昨日の一件で、ずいぶん嫌われたようだな」ブーブー!!
シリウス「それがギルドさ」ブーブー!!
ハロルド「ハハッ!でもさ、なんであのカラーリングなの?」
ミオン「シオンはカムラ時代に紫色を基調としたお洋服を好んでいたミャお」
アンソニー「じゃあ、彼女のカラーはパープルか。でも、あの衣装には青も入っているよね?」
ミオン「うん・・・大切なオトモダチが好きな色だったんだミャ」
アンソニー「そっか」なでなで(アリーナを見下ろしながらミオンの頭を撫でる)
ハロルド「わざわざ王国騎士盾斧を持ってきたのは?」
ミオン「シオンは王国の英雄ミャ。それも大切な思い出なんだミャ♪」にこっ
パーマの大男「静かにぃ~~~~!!しぃ~~ずかにぃ~~~~!!」
ザワザワザワザワ・・・・・・・・・
パーマの大男「これより、二日目の決闘裁判を開廷するぅ~~~!!」ザワザワザワザワ・・・
ヘメスコ「ここが法廷ってか?」フフ・・(不敵に微笑む三銃士)
フェットチーネ「名ばかりの闘技大会だよ」やれやれ
パーマの大男「今日は二回戦行う!!」オオオオオオオ!!
カーブー「また、あんただったりな」黙って聞いてろ(とゲンス・ゴンス)
ゾフィ「おい、ユーリィ。見ろよ」こそっ
ザワザワザワザワザワ・・(VIP席のカトゥッロは対戦表らしき紙を見ながら、隣で屈み込んでいるパーマの大男に耳打ちしている)
ユーリィ「・・ってことは・・賭けを仕切ってるのも・・長老府・・・・」
ゾフィ「ざけやがって。俺達の人気は今のところゼロだ。見てろ・・すぐに大穴を当ててやっからよ・・」フフッ・・
パーマの大男「今日の第一試合!!」
アジャリナ「・・・・・・・・・・・・・・」ごくり・・
パーマの大男「パン泥棒を犯したデスカーブーの代理人!!慈悲深き光栄なる猛き炎、シオン!!」ブーーブーー!!
カーブー「フルネームを伏せているのは、お家を気遣って?」ブーーブーー!!
シオン「全力で叩く!」パンッ
カーブー「このパン泥棒めをお助けください」にこっ(とドボルヘルムの表情が微笑む)
セフィティス・ファルザーム「・・・・・・・・・・・・・・・・」ちら・・(それとなく新王の顔色を窺う)
コズンダ「・・・・・・・・・・・・・・・・」(不敵に微笑みながらアリーナの様子を見下ろしている)
パーマの大男「対する原告側は、ゲ・アゲルゾンより・・」
イェル・ミナ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
パーマの大男「偉大なるエレメンタリスト、ザブ・アル・ンーズィム!!」オオオオオオオ!!
イェル・ミナ「・・・・・・・・・・・・・」ふぅ・・・
カーブー「誰っすか?」オオオオオオオ!!
シオン「知らない」オオオオオオオ!!
アンソニー「すんごい人気・・・」オオオオオオ!!
シリウス「何者だ?」オオオオオオオ!!
ハロルド「火・水・氷・雷の四大元素に属するエネルギーを自在に操ることができる術者。それがエレメンタリストだ。念じるだけで事物に属性エネルギーを付与させることができるんだ」オオオオオオ!!
ミオン「ミャったくおそろしい奴だが・・・負けるなぁ~~!!シオーーーーン!!」
PO~FOFOFOFOFO
(不気味な笑い声と共に、星型の角のゲートより姿を見せるは、真紅のロングコートを纏い、そのフードを深々と被っていることにより、顔がなんだか闇に覆われている、見るからに魔術師タイプの暗殺者であった。もちろん無意味に両手を上向きに広げながらイン)
ンーズィム「私の相手は誰かな?」PO~FOFOFO(妙に甲高い声で。フードの中は真っ暗闇で両目だけが怪しく緑色に光っており、コートの上から腰に巻いているベルト部の両端には両刃の刀身が大きく湾曲している一対のショーテルを携帯している)
シオン「私よ」ザッ・・(他の出場者達はこぞってアリーナの端々へ後退していく)
カーブー「シオンさん。ファイト!」
シオン「ありがとう」ピッ(二本指を立てて返答)
ゾフィ「やられんなよ!ニックマンが悲しむぜ!」ギャハハハハハハ
シオン「はぁ~~~~~・・・」
パーマの大男「今日の試合には、昨日のようなギミックはない!!正々堂々、戦うがよい!!」(その隣ではカトゥッロが従者に何やら耳打ちをしており、伝言が終わると、その従者はすぐさま階段を駆け下りていく)
ゾフィ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」(それを目で追っている)
ガヤガヤガヤガヤガヤ(その従者は客席の男に声を掛けると、また別の客席へ向かっていく。また伝言を受けた男は、慌てて隣の客に伝言ゲームのように耳打ちをしていく)
ゾフィ「・・・・・おい!どっちに賭けるつもりだ!?」(アリーナから近い客席にいる、それらしい若い男性客に向かって)
若い男「う~~ん・・まだ決めかねている」ガヤガヤガヤガヤ
ゾフィ「すぐにオッズが届くんだろ?」ガヤガヤガヤガヤ
若い男「ああ。予想屋の連中は、みんな文句言ってるよ。長老府が独り占めだってね。ちなみにあんたはどっちだと思う?」ガヤガヤガヤガヤ
ゾフィ「そうだな・・・俺なら・・・」ちら・・
ワァアアアアアアアア!!
(星型アリーナの中央で対峙しながら睨み合う、薄紫のマントを持つギルドクロスを身に纏った女性狩人と真紅のロングコートとそのフードを深々と被った魔術師風な暗殺者)
ゾフィ「女だな」ガヤガヤガヤガヤ
若い男「う~~ん・・確かにオッズは高そうだが・・・」ガヤガヤガヤガヤ
ゾフィ「俺の分、賭けておいてくれ」グッ(ボロボロになった札束を手渡す)
若い男「こんなに?」ガヤガヤガヤガヤ
ゾフィ「ちょろまかすんじゃねぇぞ」ガヤガヤガヤガヤ
若い男「次、あんたが選ばれたら、賭けてみるかな」パチりん(小粋ウィンクかましてくる)
ゾフィ「大金持ちになるぜ」フッ・・(壁を背もたれに試合を見つめる)
ワァアアアアアアアア!!
(依然として睨み合うシオンとンーズィム)
シオン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ちら・・
ワアアアアアアアア!!
(星型の角のゲート前で腕を組みながら静観かましている鮮血のチャチャブーフェイクの大男。その横では同じく上半身裸なカーブーの姿も)
ラインハルト「どう思います?彼女」
鉄平「うちの主人の旧友だ。腕前を見せてもらおうじゃねぇか。シオン・プラウズのな」あむっ(多めのポップコーンを口に放り込みながら)
すぅ~~~~~~~~・・・(大歓声の中、アリーナの真ん中で大きく息を吸い上げるシオン)
シオン「息吹け科戸風」ヒュウウウウウ・・・・・・
パーマの大男「それでは・・試合開始!!」オオオオオオオ!!
ミオン「いけぇええええええ!!シオーーーーーン!!」
ふぅ~~~~~~~~~(大きく息を吐くシオン)
シオン「かかってらっしゃい!!」ジャキィーーーン!!(王国騎士盾斧をそれぞれ両手に分解抜刀)
To Be Continued
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次回「あたちのモンハン日記/Anthem of a Dying lights」
第155話 「あれがエレメンタリストさ」
8/7(月)0時更新予定
狩猟日記の方だけど、めっぽう、私(シオン)の解説がなくなって、しょうもない作者のぼやきになってしまっているわね。しかも作者は今、ピクミン4に夢中だっていうし、ほんと、しょうもないわ。そりゃあ~私もちょっと興味あるしぃ~?オッチンにも乗ってみたい願望はあるけどぉ・・・・そんなわけで!!次回も見よう!!読も見よう!!
■あたちのモンハン日記てなぁに?
■あたモン目次録